株式会社本田技術研究所 二輪開発センターのデザイナー（139851）の転職・求人情報は掲載を終了しています。

だからHondaのデザイナーは、まずは自分がとことん愉しむ。
色々な土地へ飛んで、その空気の中で、またがってみる。
ときにはアメリカの農道で。ときにはヨーロッパの街中で。
ときには中国の雑踏の中で。ときには南米の荒れた道路で。
その場所に行ってみて初めてアタマに浮かぶデザインがある。

実際に、ライダーとしての遊び心から生まれたバイクもある。
もともとは、仕事とは直接関係のない、一枚のスケッチだった。
それが隣のデザイナーに伝わり、いつのまにかプロジェクトになり、
気付いたら量産化の方向に進み、ついには街中を走るようになった。

バイクは、工業製品というより、造り手の感性が滲み出る工芸品。
自分自身がとことん惚れこめる、そんな一台を世に出していこう。