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昨年の1月、私はあるエンジニアと採用面接で出会いました。就業先は関東と福岡から遠く離れた場所で働いていたのですが、彼は亞主を気に入ってくれていた。でも面接後、彼は、どうしても就業中の案件から離れられなくなったんです。

とりあえず、気長に待つことにしました。月に一度メールを送って、仕事の相談に乗ったり近況報告をし合ったりしながら。そして彼の仕事が落ち着いた夏。ようやくお迎えできることになったのです。

待っていた期間は8ヶ月。でも本人が望むなら、1年でも待つつもりでいました。

何も彼に限ったことではありません。面接をしていると、それぞれの想いが伝わってくるんです。自分の人生、家族の生活。真剣に考えているからこそ、本気で迷う。
だからこそ本人の考えを尊重したいし、本人の都合を優先するようにしているんです。

私の目標は次の世代に残る会社をつくること。無闇な組織拡大は行ないません。
そのためにも、社員には共に仕事をする仲間を大切にする気持ちを伝えたい。
だから、1人ひとりを温かくお迎えしたいと思っています。