取材から受けた会社の印象
同社ではお客様へ強く商品を売り込むような営業は全く行なっていないものの、現在まで安定的に経営を続けられているといいます。
その要因の一つが、特定のエリアに集中して営業所を配置する「ドミナント方式」の採用。加えて、自社で配送機能を持つことや各営業所間の緊密な連携により、お客様の事業エリアが変わった場合にも最寄りの営業所からスピーディーな商品の提供を可能としているそうです。
さらに、同社は2万種類以上の商品を常時8000点以上取り揃える優れた商品力の一方で、一度に大量の商品を発注するスケールメリットにより価格もリーズナブルに抑えているのだとか。そうした強みから地域でも厚い信頼が寄せられており、30年~40年にわたりお付き合いのある得意先も多いといいます。
──このように、強みを確立し、25年以上連続で増収を記録する同社であれば、安心して仕事が続けられると思いました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい「事務」といってもデスクワークばかりでなく、実際には社内のスタッフやお客様とやりとりを行なうことも少なくないというこの仕事。そんな職種のため、感謝の言葉をもらえるなど、仕事の中で自分の努力の成果を実感できる機会は多いといいます。例えば、仕事をこなすことで少しずつ商品に関する知識が身につき、お客様が探している商品を素早く見つけられた時には、その場で「ありがとう!」「助かりました!」と言ってもらえることがあるそう。そうした瞬間の積み重ねが、仕事に取り組む上でのモチベーションを形作っているとのことでした。
厳しさ住宅設備機器は暮らしに密着した分野である一方、少々ニッチな業界でもあります。そのため業務では日常生活では聞きなれない言葉が飛び交うことも多く、その全てを理解するまでには時間がかかるとのこと。とはいえ将来的には覚える必要があるため、分からない単語に出会った時にはすぐにその意味を調べる習慣をつけなければなりません。
この仕事の向き&不向き
向いている人営業所ではチームワークを大切に、協力し合って業務を進めています。その中でも営業事務は特に人から頼られることが多いため、感謝されることや必要とされることでやる気が生まれ、より頑張れるという方に向いています。
向いていない人仕入れ先のお客様や自社の営業など、さまざまな人との会話が頻繁に発生します。人と接することなく、一人で黙々と仕事を進めたい方には向いていないでしょう。




