取材から受けた会社の印象
取材を通して見えてきたのは、同社の「スピード感」というカルチャーが、揺るぎない安定性を生み出しているという点です。
同社の強みは、「大人数のスタッフを短納期で手配できること」だといいます。社員全員が数字とスピードを意識し、量をこなすことを徹底してきたからこそ、世界的な感染症流行のような未曾有の事態でも成長を続けることができたそうです。
この対応力が、多くの企業や官公庁からの信頼につながっています。信頼は厚く、人口50万人以上の大都市の中でも特に国から重要な役割を認められた「政令指定都市」からも、多数の委託をされているほど。こうした実績が、東証プライム市場上場という盤石な経営基盤を築き上げているのです。
にぎやかで自由な社風の裏側には、こうしたプロフェッショナルな仕事への姿勢がありました。確かな実力に裏打ちされた安定企業だからこそ、安心して長く働ける。そう確信した取材でした。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい自分が担当している登録スタッフが契約更新に応じてくれると、うれしくなるそう。一度、案件が終了したスタッフから、「もう1度○○さんに仕事を探してほしい」と指名で連絡をもらえることもあるそうです。単なるキャリアコーディネーターとしてだけではなく、一個人として信頼されていることを実感できたときに、大きなやりがいが得られます。「親身になって良かった」「あの時、話したアドバイスはあっていたんだ」と、自信につなげることもできそうです。
厳しさ人材を扱うため、予想していなかったトラブルに遭遇することも少なくないのだとか。先週面談の約束をしたばかりなのに急に電話がつながらないなんてこともあるそう「裏切られた…」と落ち込むことも少なくないそう。登録スタッフを信頼することは大切なことですが、引きずりやすい方は、厳しさを感じることもあるでしょう。
この仕事の向き&不向き
向いている人登録スタッフと並走し、キャリアを形成していくポジションです。良好な関係を築いていくには、何よりコミュニケーションをとることが大切。就業時間の大半が人と話しているという状況になります。そのため、人とコミュニケーションをとることが苦にならない方に向いている仕事です。
向いていない人担当するスタッフが増えれば増えるほど、定着しないスタッフに遭遇する確率も増えます。登録スタッフが就業開始当日に姿を見せなかったり、電話が通じなくなったりしたときに「すべて自分のせいだ…」と背負ってしまう方や切り替えに時間がかかる方には向いていない仕事です。













