取材から受けた会社の印象
代表の伊藤さんに、営業活動の中で大切にしているものについて伺いました。それは、「人と人とのつながり」とのこと。特に印象的だったのは、「時代は進化するが、人と人とのつながりは個と個に戻る」というお言葉でした。扱うものは最先端のWeb広告で、クライアントのニーズもどんどん進化していく時代ですが、その分技術面でサービスに差がつきにくくなっているとも言えます。その際、クライアントが取引先を選ぶ決め手は営業の熱意であり、人柄なのだと、伊藤さんはお考えです。
だからこそ、同社では遠方への積極的な出張なども行ない、クライアントと積極的に顔を合わせてコミュニケーションを取ることで、信頼関係を築くことを大切にしています。今後のニーズを考えて、営業の価値を高める努力を常に続けている同社は、今後さらなる成長を遂げていきそうだと感じた取材でした。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがいこれまでWeb広告に取り組んでこなかった企業や、他の代理店から乗り換えてくださる企業など、お客様は様々です。そんな一人ひとりに合わせて最適な広告プランを提案し、「アクセス数が増えた」「売上につながった」といったお声をいただけたときの喜びは、この仕事ならではの醍醐味です。また、自分のアイデアに共感していただき、「〇〇さんに任せてよかった」「次もぜひお願いします」と信頼を寄せてもらえる瞬間は、思わず心の中でガッツポーズをしてしまうほど。前職の業界で得た知識を提案に活かすこともでき、営業スタイルにも裁量があるため、自身の価値を実感できる環境が整っています。
厳しさWeb広告になじみのない顧客には、「そもそも、広告とは?」「掲出の仕方は?」「費用のかかり方は?」といったことをイチから説明する必要があります。どんなに価値あるサービスも、理解してもらえなければ成約にはつながりません。上手く噛み砕いて伝えることの難しさやもどかしさは、感じる場面が多いと思います。
この仕事の向き&不向き
向いている人お客様の本質的な問題を、広告で解決する仕事です。「本当に直さなければいけない部分はどこなのか」を探るには、適切にコミュニケーションをとることが大事になるといいます。人と話すのが好きな方や、親身になって話を聞ける方、我慢強くコツコツ取り組める方に向いているでしょう。
向いていない人従業員数12名と少数精鋭の同社では、完全に分業がなされているわけではありません。そのため、デザイナーのサポートをするなどさまざまな業務に携わることもあるといいます。自分の仕事はこれだけ、と決めつけてしまうような方は難しいでしょう。