取材から受けた会社の印象
お話を聞かせていただいたのは、九州支所長の西山さん。同社に入る前には8年ほど農業に従事されていたこともあり、その経験をもとに生産者さんに対して様々なアドバイスも行なっているそうです。
たとえば、畑の土の水分量を量るのに高価な機器を導入しようか悩んでいた生産者さんに、土を手で握ってみておおよその水分量を判断できる方法を教えたところ、出費を抑えられたと喜ばれたこともあるとか。聞けば、有機野菜作りを教えている『有機の学校』で講師もされているとのこと。このような方と一緒なら、農業や農作物に関わる仕事は初めてという未経験の方にとってとても心強いと思います。
今回の取材では、近くの生産者さんにもご協力いただき、写真や動画を撮影させていただきました。こういったことができるのも、日頃から良好な関係を築けている証。本当に二人三脚でモノづくりに取り組まれているのを感じることができました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい◎安全でおいしい野菜・果物を届けられる!
安全やおいしさをアピールする企業が多く存在する中、同社では「月に15~20件の産地に足を運び、実際に生育状況や商品を自分たちの目で確認する」ことを徹底しています。ごまかしや偽りのない、本当に安全な野菜や果物を届けているという誇りが、この仕事の醍醐味と言えるでしょう。
◎生産者さんと一緒に成長できる!
生産者さんと一緒になって課題を乗り越え、農産物の売上アップにつながったときの喜びはひとしおとのこと。生産者さんから「あのときのアドバイスのおかげです。ありがとうございます!」と感謝の言葉をいただくと、頑張ってきて本当に良かったと思うそうです。
安全やおいしさをアピールする企業が多く存在する中、同社では「月に15~20件の産地に足を運び、実際に生育状況や商品を自分たちの目で確認する」ことを徹底しています。ごまかしや偽りのない、本当に安全な野菜や果物を届けているという誇りが、この仕事の醍醐味と言えるでしょう。
◎生産者さんと一緒に成長できる!
生産者さんと一緒になって課題を乗り越え、農産物の売上アップにつながったときの喜びはひとしおとのこと。生産者さんから「あのときのアドバイスのおかげです。ありがとうございます!」と感謝の言葉をいただくと、頑張ってきて本当に良かったと思うそうです。
厳しさ同社で扱う農産物は、農薬や化学肥料をできるだけ使わず栽培しているため、天候などの自然条件に収穫量が大きく左右されてしまいます。たとえば、「長雨の影響で病虫害が発生し、予定していた作物が突如生産できなくなった」「暑い日が続き、規定量が収穫できなかった」など。組合員さんも「安心安全のためには仕方ない」と理解している方が多いものの、「注文が入った以上は届ける」というのが同社の考え方です。類似する生産方法で育てている別の取引先に電話をかけたり、直接訪問したりして、何とか必要量を確保しようと動くとのこと。こうしたときに生産者さんに助けてもらうためにも、日々のコミュニケーションを通じて信頼関係を築いておくことが必要でしょう。
また扱う農産物それぞれの特徴や、生産者さんとの会話で出てくる専門用語など覚えることがたくさんあるため、最初のうちは大変だと感じるかもしれません。
また扱う農産物それぞれの特徴や、生産者さんとの会話で出てくる専門用語など覚えることがたくさんあるため、最初のうちは大変だと感じるかもしれません。
この仕事の向き&不向き
向いている人コミュニケーションを楽しめる方や、自ら考え、行動に移せる方が向いています。同社では、経験がなくても「農業を支えたい」という想いを持ち、生産者さんと会話をしたり、「どうすればもっと売れるのだろう」と課題と真摯に向き合う姿勢を重視されています。
向いていない人多くの生産者さんや社内の他部署・支所とも協力して業務を進めていくため、人と話すのが苦手な方には不向きです。また、自然の物を扱っている以上、イレギュラーなことも多く、「自分の思い通りに物事を進めたい方」には難しいかもしれません。