取材から受けた会社の印象
営業職というと、モノやサービスを提案・販売する仕事というイメージの方が多いと思います。同社でもその点は同じですが、2つの特徴があります。
1つ目は「工事も担当する」こと。最初に対応してくれた人が、工事も担当してくれる。お客様からすると、信頼感や安心感が非常に高くなるのは簡単に想像できます。工事は別部署に引き継ぐ企業が多い中、お客様から直接感謝していただけるのは、同社だからこその醍醐味といえるでしょう。2つ目は「手に職がつく」こと。研修や業務を通して、住宅の知識、機器の設置・修理・交換技術などが身につきます。実際に、日曜大工が趣味だった方は自宅のリフォームを自分で手がけ、ご家族にも喜んでいただけたそうです。
新規開拓をしなくても多くの依頼が寄せられる環境で、営業スキルと専門技術という個人としてのチカラを伸ばしていける。新しいキャリアを始める方にとって、魅力の大きな会社ではないでしょうか。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい同社で感じられるやりがいは、お客様からの信頼を実感できること。お客様は「お湯が使えない」「暖房が効かない」など、困っている状況の方ばかりです。その中、同社では基本的に当日対応をされています。特に夏場や冬場は、すぐに対応してもらえるのは非常に助かるもの。それだけに「スピーディーに対応してくれて、ありがとう」「詳しく説明してくれて、わかりやすかったよ」といった感謝の言葉をいただく機会は多いそうです。中には、作業終わりにお菓子や飲み物を出してくださる方も。また、丁寧に対応してくれたからと、指名していただくことも少なくないそうです。お客様から信頼され、なにかあったときに自分を頼っていただけることは、やりがいだといえるでしょう。
厳しさお客様としては「少しでも早く使えるようにしてほしい」というのが正直な気持ちだと思います。ヒアリングや実際にお会いした際は、その気持ちが伝わってきて「早く作業を終わらせないと」という焦りを感じるかもしれません。また、秋冬の繁忙期は、同時並行する案件の数が通常よりも増えることに。同僚や近隣店舗スタッフからのフォロー体制があるとはいえ、スケジュール管理、正確な作業や発注処理など、スピードと丁寧さを両立していかなければならない点は厳しさだといえるでしょう。
この仕事の向き&不向き
向いている人年代や性別はもちろん、お困りの状況も違う、様々なお客様と接する仕事です。機器の設置や修理などの技術はイチから学べる環境が整えられているため、「わかりやすい言葉で説明する、相手の気持ちに配慮した受け答えをする」といったコミュニケーションがとれる方に向いています。
向いていない人提案から工事までのプロセスには、社内外を問わずたくさんの人とのやりとりが発生します。複数の人と協力しながら進める場面も多いため、チームワークを大切にできない方や、自分のペースで進められないことにストレスを感じてしまう方には向かないでしょう。