取材から受けた会社の印象
恵比寿駅からほど近い同社のオフィスには、多様なバッグがずらり。デザインのこだわりを力説する代表の山田さんから、経営のこだわりについても伺えました。
たとえば年4回の展示会運営について。3週間で200社、数百人が訪れる規模だといいますが、来場した取引先の方への挨拶や丁寧な待遇を徹底しているのだとか。各社の対応方法などは事前に全社員で共有し、一丸となって取り組むそうです。
また生産を依頼する工場に対しても、一方的に要望を押し付けることはせず、対等な立場として対応するのが当たり前だそう。実際に工場に足を運んで状況を理解した上で接するからこそ、協力体制が築かれています。
直接オーダー数や商品品質に関係するかどうかは別として、誠実さを何より大切に信頼を築くのが同社。結果的に業績が向上しているのも、こうした取り組みあってこそだと考えているそう。
ここなら、胸を張って会社の一員として名乗れそうだと感じました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい■ユーザーからの嬉しい言葉が届きます。
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自分がデザインしたバッグは、全国の大手・有力セレクトショップで販売されます。そこで購入された方の声を、ECサイトのクチコミ、店舗の店員さんや同社の営業担当の共有から知れるのも、モチベーションにつながるのだそう。
「使う人の気持ちを分かってくれているデザインが多い」というクチコミを見られたり、「店頭でもバッグを見て入店してくださる方が多いんです」という嬉しい報告を店員さんから聞けたり。直営のポップアップストアを開催するなかで、「いつも新作楽しみにしています」とファンの方から直接伝えてもらえることもあるのだとか。
直営店やメンズブランドの展開も計画している同社では、嬉しい言葉をかけてもらえる機会がさらに増える見込み。自分の仕事が役立っていることを、日々実感しながら働けそうです。
■「売れる商品をつくる力」が身につきます。
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ニーズやトレンドの調査に基づき、着実に売れる商品をつくれる市場価値の高いデザイナーを目指せます。「横長型のバッグが流行している」「この素材の商品の売れ行きが良い」「機能性も重視して、ハンドルはこの位置でこの長さにしよう」と、調査をもとにした戦略を自分でも練るからこそ、ビジネス感覚が備わっていく実感を得られるそうです。
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自分がデザインしたバッグは、全国の大手・有力セレクトショップで販売されます。そこで購入された方の声を、ECサイトのクチコミ、店舗の店員さんや同社の営業担当の共有から知れるのも、モチベーションにつながるのだそう。
「使う人の気持ちを分かってくれているデザインが多い」というクチコミを見られたり、「店頭でもバッグを見て入店してくださる方が多いんです」という嬉しい報告を店員さんから聞けたり。直営のポップアップストアを開催するなかで、「いつも新作楽しみにしています」とファンの方から直接伝えてもらえることもあるのだとか。
直営店やメンズブランドの展開も計画している同社では、嬉しい言葉をかけてもらえる機会がさらに増える見込み。自分の仕事が役立っていることを、日々実感しながら働けそうです。
■「売れる商品をつくる力」が身につきます。
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ニーズやトレンドの調査に基づき、着実に売れる商品をつくれる市場価値の高いデザイナーを目指せます。「横長型のバッグが流行している」「この素材の商品の売れ行きが良い」「機能性も重視して、ハンドルはこの位置でこの長さにしよう」と、調査をもとにした戦略を自分でも練るからこそ、ビジネス感覚が備わっていく実感を得られるそうです。
厳しさ■独自のアイデアが思いつかず、悩むこともあります。
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年4回の展示会で毎回50型の新作を発表するため、1年で200型のバッグを企画することになります。社長や営業も企画に加わるとはいえ、たたき台を作るのはデザイナー2名が中心。トレンドも押さえた上で、さまざまな先例と被らないバリエーション豊かな商品を企画することが求められるため、アイデア量を担保する難しさがあるといいます。
「ボストンバッグ」「スエード」といったトレンドを調べ、ポケットの位置、ベルトの有無、生地や持ち手の種類などのパーツにも目を向け、組み合わせながらアイデアを練っていくのだそう。とはいえ考えられるアイデアが尽きてしまったり、会議が煮詰まってしまったりして頭を抱えることも多いそうです。
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年4回の展示会で毎回50型の新作を発表するため、1年で200型のバッグを企画することになります。社長や営業も企画に加わるとはいえ、たたき台を作るのはデザイナー2名が中心。トレンドも押さえた上で、さまざまな先例と被らないバリエーション豊かな商品を企画することが求められるため、アイデア量を担保する難しさがあるといいます。
「ボストンバッグ」「スエード」といったトレンドを調べ、ポケットの位置、ベルトの有無、生地や持ち手の種類などのパーツにも目を向け、組み合わせながらアイデアを練っていくのだそう。とはいえ考えられるアイデアが尽きてしまったり、会議が煮詰まってしまったりして頭を抱えることも多いそうです。
この仕事の向き&不向き
向いている人■みんなでより良い商品を作りたい方
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「どんなトレンドを取り入れるか」「どんな素材を選ぶか」「どの位置にポケットを付けるか」……といったところまで、社員同士で意見交換をしながら企画をブラッシュアップしていきます。自分1人で考えるよりも、ひとつの商品に対して意見を出し合い、完成度を高めていく方針に共感できる方にはピッタリでしょう。
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「どんなトレンドを取り入れるか」「どんな素材を選ぶか」「どの位置にポケットを付けるか」……といったところまで、社員同士で意見交換をしながら企画をブラッシュアップしていきます。自分1人で考えるよりも、ひとつの商品に対して意見を出し合い、完成度を高めていく方針に共感できる方にはピッタリでしょう。
向いていない人■思い通りにデザインしたい方
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売れるバッグや長く愛されるバッグをつくることが求められるため、自分だけの意見では企画やデザインはできません。幅広く愛されるデザインを考えるためにはニーズのリサーチも不可欠なため、好きなデザインだけに集中したいという方には向かないでしょう。
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売れるバッグや長く愛されるバッグをつくることが求められるため、自分だけの意見では企画やデザインはできません。幅広く愛されるデザインを考えるためにはニーズのリサーチも不可欠なため、好きなデザインだけに集中したいという方には向かないでしょう。