取材から受けた会社の印象
取材では、中途入社して1年ほどという営業の小畑さんにお話を伺うことができました。じつは前職でもLPガスの営業をされていたとのこと。なぜ同社に転職を決めたのでしょうか?
「長く働きたいので、会社の安定性が魅力でした」と、語る小畑さん。前職は九州で営業を行なっていましたが、他のエネルギー会社との競争が激化するなかで、定年まで働くイメージを持てなかったそう。同社は石油製品を中心に幅広い事業を行ない、LPガス業界では大手のひとつ。腰を据えて働けそうだと考えたそうです。実際、安定した取引基盤があるからこそ、お客様一人ひとりに向き合ったフォローに専念でき、資格取得などにも励むことができているとのこと。また、前職では土日祝で出勤がありましたが、現在はしっかり休めるのも満足している点だと言います。福利厚生の手厚さも含め、同社の働きやすい職場環境は、同業者でも魅力に感じるほどなのだと実感しました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがいお客様のために行動したことに対して、直接「ありがとう」と感謝の言葉をもらえます。たとえばガス台の点検のついでに油汚れを掃除したり、設備を簡単に修理したりすることで、そこまで対応してもらえることに感激するお客様も多いそうです。また、地道に信頼関係を築いていった結果、自分の提案が受け入れられた時の喜びはひとしおとのこと。リフォームなどは決して安い買い物ではないため、契約につながった時は人として信頼をされるうれしさがあるそうです。
厳しさ毎日安心・安全にガスを利用するために欠かせない、重要な役割を果たします。万が一、検針や点検に不備があった場合は、大きな事故にもつながりかねません。正しい知識と技術を持って、常にミスのない仕事が求められるプレッシャーがあります。またガスを扱うためにはまず資格取得が必要となり、多くの知識を身につけなくてはなりません。とくに異業界からスタートする場合は、まず知識の習得に苦労するそうです。
この仕事の向き&不向き
向いている人ガス周りだけでなく、お客様の暮らしのお困りごとなどを解決していくことが求められます。世代を問わず何気ないおしゃべりができたり、相手の気持ちを汲んで先まわりして行動できるタイプの方は活躍できます。
向いていない人ただ商品を売る仕事ではありません。安全にガスをご利用いただくための検針や点検を行なうなど、技術的な業務も必要となるため、売上の数字を上げることだけに専念したい方には向いていません。