取材から受けた会社の印象
異動や転勤について、採用担当者いわく、「一般的な話として、職員が様々な職場を経験しスキルを高めるには転勤が必要となる場面がありますが、既に社会人である方々にとって、生活基盤も重要であることは承知しております。転勤が難しい場合は積極的に相談にのります」とのこと。また、地方防衛局で勤務したのち、本人の希望や適性を踏まえ、本省(東京・市ヶ谷)で勤務する機会も与えられます。仕事への情熱とプライベートのバランスを保ちながら長く勤めてもらうために希望のキャリアを応援したいという背景があるそうです。
また、採用担当者は「建設分野において、建築・土木・設備すべてに精通している人はいませんから、その人が培ってきた経験を活かしてくれれば大丈夫」とも。だからこそ老若男女問わず歓迎しており、応募条件も「建設工事に関わる何かしらの技術的知識・経験」としているそう。いい意味でギャップを感じた取材です。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい■国防の一端を担って活躍できる。
防衛省が管理する施設や設備の新設・建て替え工事で、ユーザーとの調整~完成までを担当します。自衛官の「こんな施設が欲しい」「こんな設備があれば便利」などの要望を伺い、それを元に完成させるからこそ、自衛官は日々防衛活動にあたることができます。自分が管理して完成させた建物についての声を聞くと「役目をしっかり果たせた」と強く実感できます。訓練に向かう自衛官や、滑走路から飛び立つ飛行機などを目にした時に、「日本の国防に貢献できているのだな」というささやかな誇りを胸に抱けることも、この仕事ならではの醍醐味でしょう。
防衛省が管理する施設や設備の新設・建て替え工事で、ユーザーとの調整~完成までを担当します。自衛官の「こんな施設が欲しい」「こんな設備があれば便利」などの要望を伺い、それを元に完成させるからこそ、自衛官は日々防衛活動にあたることができます。自分が管理して完成させた建物についての声を聞くと「役目をしっかり果たせた」と強く実感できます。訓練に向かう自衛官や、滑走路から飛び立つ飛行機などを目にした時に、「日本の国防に貢献できているのだな」というささやかな誇りを胸に抱けることも、この仕事ならではの醍醐味でしょう。
厳しさ■ミスや工期の遅れは許されない。
どんな工事にも同じことが言えますが、防衛省で働くとなれば、とりわけ責任は重大です。例えば「滑走路」を新たにつくる工事。ここに飛行機がいつ配備されるか…といったスケジュールなどは事前に決まっているため、もし遅れが生じれば自衛官の活動、ひいては日本の防衛力に影響を及ぼします。また、軍事技術の発達に対応していくという自衛隊としてのニーズに伴う工事も多く、最先端技術に関する依頼や細かな要望を上手く汲み取って設計会社に依頼することも。その点に失敗すると「要望通りにできていない」という状態にもなります。影響力の大きな仕事に就くことに、日々プレッシャーを感じます。
どんな工事にも同じことが言えますが、防衛省で働くとなれば、とりわけ責任は重大です。例えば「滑走路」を新たにつくる工事。ここに飛行機がいつ配備されるか…といったスケジュールなどは事前に決まっているため、もし遅れが生じれば自衛官の活動、ひいては日本の防衛力に影響を及ぼします。また、軍事技術の発達に対応していくという自衛隊としてのニーズに伴う工事も多く、最先端技術に関する依頼や細かな要望を上手く汲み取って設計会社に依頼することも。その点に失敗すると「要望通りにできていない」という状態にもなります。影響力の大きな仕事に就くことに、日々プレッシャーを感じます。
この仕事の向き&不向き
向いている人■社会貢献性の大きな仕事がしたい方
良い施設がなければ、自衛隊員はそもそも国の平和を守るために活動できません。また、与えられた役目は大きく、民間や他の官公庁ではなかなか携われないような建設工事も珍しくなく、日本の防衛力を強化することにもつながります。自分の仕事に誇りを持てる職場で活躍したい方、自分の技術力を発揮できる職場で活躍したい方に向いています。
良い施設がなければ、自衛隊員はそもそも国の平和を守るために活動できません。また、与えられた役目は大きく、民間や他の官公庁ではなかなか携われないような建設工事も珍しくなく、日本の防衛力を強化することにもつながります。自分の仕事に誇りを持てる職場で活躍したい方、自分の技術力を発揮できる職場で活躍したい方に向いています。
向いていない人■協調性に欠ける方
建設工事は各分野の担当者がチームワークを発揮して進めます。お互いの経験・知見を活かし合って協力することが欠かせません。自分のことばかりを考えて周りに無関心になりがちな方、“みんなのため”という観点を持てない方では活躍が難しいでしょう。
建設工事は各分野の担当者がチームワークを発揮して進めます。お互いの経験・知見を活かし合って協力することが欠かせません。自分のことばかりを考えて周りに無関心になりがちな方、“みんなのため”という観点を持てない方では活躍が難しいでしょう。