取材から受けた会社の印象
代表の伊藤さんが同社を立ち上げたきっかけは、1995年に起きた阪神大震災とのこと。大手損害保険会社に勤めていた伊藤さんですが、この時ばかりは自身の無力さを痛感したそう。そして損害保険の重要性を、改めて認識したのだとか。
その後、紆余曲折を経て2006年にアスカ総合鑑定事務所をスタート。損害保険鑑定人は大変な面もあるそうですが、「社会貢献にもなるし、やりがいも大きい」といいます。そして求められるスキルのレベルが高いからこそ、給与面をかなり充実させているそうです。
また同社では、独自の社内ネットワークシステムやモバイル端末を活用して、社員同士が交流できるとのこと。そのため経験の浅いメンバーも、ベテランから気軽にアドバイスをもらえるのだとか。ノウハウを全員で共有しているからこそ、安定した質の高さを維持し、顧客からも高い評価を得ているそう。今後の成長にも期待できる会社だと感じました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい「うっかり蛇口を閉め忘れて水漏れが起きてしまった」「キッチンで調理をしているときに火が燃え移ってしまった」など、日常生活においてもさまざまな事故があります。また洪水や土砂崩れなど、自然災害が多発している昨今。生活そのものが送れなくなるよう被害を受けた当事者は、呆然としてどうしたらよいのかわからなくなってしまうもの。そういった方々の気持ちに寄り添い、話を聞くことで不安を和らげることができます。
実際に「来てくれて本当にありがとう。話せてスッキリしました」「しっかり鑑定をしていただき、今後どうしたら良いか、冷静に考えることができるようになりました」など感謝の言葉をもらう機会は少なくありません。社会貢献にもなる仕事なので、やりがいは充分でしょう。
実際に「来てくれて本当にありがとう。話せてスッキリしました」「しっかり鑑定をしていただき、今後どうしたら良いか、冷静に考えることができるようになりました」など感謝の言葉をもらう機会は少なくありません。社会貢献にもなる仕事なので、やりがいは充分でしょう。
厳しさ資格を取得できなければそもそも仕事を始められません。試験は年2回、1月と7月に実施。まずは取得に向けて全力で勉強する必要があります。無事に資格を取得してからも、そこで終わりとはいきません。実務では保険の知識に加えて、建築・電気・機械・会計など幅広い分野の知識が問われます。常に勉強をし続けなければならないでしょう。
また事故や災害の発生状況にもよりますが、全国各地への出張が発生します。場合によっては、数日~1週間単位の出張が長いと数ヶ月続くことも。大規模災害の現場を訪問するとそれだけで気疲れしてしまいがちな中、慣れない場所での業務と移動が続きます。そのため身体的なタフさが要求されることもあります。
また事故や災害の発生状況にもよりますが、全国各地への出張が発生します。場合によっては、数日~1週間単位の出張が長いと数ヶ月続くことも。大規模災害の現場を訪問するとそれだけで気疲れしてしまいがちな中、慣れない場所での業務と移動が続きます。そのため身体的なタフさが要求されることもあります。
この仕事の向き&不向き
向いている人常に知識をアップデートしなければならないので、さまざまなことに興味を持ち、知識が増えることを楽しいと思える方に向いています。また、毎回初対面の保険加入者や被害者、建物の管理者などとコミュニケーションを取ることになります。「人と話すことが好きな方」「被災者に寄り添った対応ができる方」も活躍できるでしょう。
向いていない人ひとつとして同じ現場はありません。そしてイレギュラーな場面にも数多く遭遇することになります。そのため決まった業務だけをしていきたい方には不向きです。また、被災者に寄り添った対応が必要なので、「相手の気持ちを理解するのが苦手な方」は活躍が難しいでしょう。