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取材から受けた会社の印象
印象的だったのは、経済産業省だからこそ歩めるキャリアの幅広さ。取材を受けてくださった高田さんも、入省から現在に至るまで様々な分野で活躍されているそうです。
高田さんは経済産業省の職員の任用を主に手がけており、新卒イベントへの登壇等もされています。ですがそれまでは、製造産業局、資源エネルギー庁、復興庁、貿易経済協力局、中小企業庁でキャリアを歩まれてきました。
その中で、人事院の研修で渡米されていたり、文部科学省等との調整を行い、国際宇宙ステーションに搭載する衛星センサの開発に携わったりもしたそうです。
取材の中でいただいた「まさかこんな経験ができるとは、入省前には思ってもいませんでした」といった言葉も印象的でした。高田さんいわく、「自分のやりたいことに挑戦できる環境があります」とのこと。新たな世界に飛び込んで、キャリアアップを目指したい方にピッタリだと感じました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい■幅広い分野での活躍に挑戦できる
~宇宙産業室の場合~
例えば宇宙産業室で、国際担当として日本企業の海外展開を支援していた時。産業界の声の中には、欧米の大手企業に対してサプライヤーに参画したいニーズが大きかったため、国内外でB to Bイベントを企画したことがあるそう。イベントはそれまで宇宙産業に参画していなかった国内企業も巻き込む形で米国や欧州でも開催し、国内宇宙産業の活性化に寄与されたそうです。
また新型の衛星センサプロジェクトも担当されており、手がけていた衛星センサを国際宇宙ステーションに搭載すべく、文部科学省等と調整し、プロジェクトに貢献できたことに誇らしさを感じたとのことでした。
~貿易振興課の場合~
例えば貿易振興課で、インフラ輸出施策のとりまとめを担っていた時。当時経協インフラ戦略会議という、1~2ヶ月に一度開催される閣僚級会議を担当されていたそう。会議テーマに合わせて、省内各課、国内外企業とヒアリングし、経済産業省として発信すべき施策について、省内幹部と日々議論をしたといいます。
会議テーマによっては、海外に単独で渡航し、現地企業にヒアリングしながら、プレゼン資料を作成されたこともあるのだとか。また、視野を広げるために、当時の上長が海外でのパネルディスカッションを行う機会も設けてくださったとのことでした。
~宇宙産業室の場合~
例えば宇宙産業室で、国際担当として日本企業の海外展開を支援していた時。産業界の声の中には、欧米の大手企業に対してサプライヤーに参画したいニーズが大きかったため、国内外でB to Bイベントを企画したことがあるそう。イベントはそれまで宇宙産業に参画していなかった国内企業も巻き込む形で米国や欧州でも開催し、国内宇宙産業の活性化に寄与されたそうです。
また新型の衛星センサプロジェクトも担当されており、手がけていた衛星センサを国際宇宙ステーションに搭載すべく、文部科学省等と調整し、プロジェクトに貢献できたことに誇らしさを感じたとのことでした。
~貿易振興課の場合~
例えば貿易振興課で、インフラ輸出施策のとりまとめを担っていた時。当時経協インフラ戦略会議という、1~2ヶ月に一度開催される閣僚級会議を担当されていたそう。会議テーマに合わせて、省内各課、国内外企業とヒアリングし、経済産業省として発信すべき施策について、省内幹部と日々議論をしたといいます。
会議テーマによっては、海外に単独で渡航し、現地企業にヒアリングしながら、プレゼン資料を作成されたこともあるのだとか。また、視野を広げるために、当時の上長が海外でのパネルディスカッションを行う機会も設けてくださったとのことでした。
厳しさ■関係各所との調整が多くなる
例えば中小企業庁では、中小企業を支援する各種補助金や給付金の制度設計から交付までを一貫して手がけています。日本の中小企業は約360万社で、日本企業の99%と言われており、中小企業に対する支援が日本経済全体に大きく影響を及ぼします。したがって、支援対象となる中小企業にその支援が円滑に行き渡るよう、中小企業庁のとりまとめ課として庁内外の調整を行う場面も少なくなかったそうです。
中央官庁として影響力の大きな仕事を担う分、非常に多くの組織との調整が頻繁に発生するのは霞ヶ関独自の文化と言えるでしょう。そのような中でも、短時間の意思決定を上司と調整したり、関係省庁と意見が合わない場合も落としどころを見つけて対応したりすることに、大変さを感じる方も多いかもしれません。
例えば中小企業庁では、中小企業を支援する各種補助金や給付金の制度設計から交付までを一貫して手がけています。日本の中小企業は約360万社で、日本企業の99%と言われており、中小企業に対する支援が日本経済全体に大きく影響を及ぼします。したがって、支援対象となる中小企業にその支援が円滑に行き渡るよう、中小企業庁のとりまとめ課として庁内外の調整を行う場面も少なくなかったそうです。
中央官庁として影響力の大きな仕事を担う分、非常に多くの組織との調整が頻繁に発生するのは霞ヶ関独自の文化と言えるでしょう。そのような中でも、短時間の意思決定を上司と調整したり、関係省庁と意見が合わない場合も落としどころを見つけて対応したりすることに、大変さを感じる方も多いかもしれません。
この仕事の向き&不向き
向いている人■論理的に物事を伝えることが得意な方
どのプロジェクトにおいても、必ず調整業務が発生します。例えば1つの施策を進めるにあたっても、関係各所と密にコミュニケーションを取りながら、方向性や取り組むべきこと等を日々議論することに。感情任せでなく、相手が納得できるように意見を伝えることが求められます。そのため論理的に物事を伝えられる方に向いているでしょう。
どのプロジェクトにおいても、必ず調整業務が発生します。例えば1つの施策を進めるにあたっても、関係各所と密にコミュニケーションを取りながら、方向性や取り組むべきこと等を日々議論することに。感情任せでなく、相手が納得できるように意見を伝えることが求められます。そのため論理的に物事を伝えられる方に向いているでしょう。
向いていない人■チームでのプロジェクト遂行に苦手意識のある方
課長補佐はマネジメント業務を一部担うことも期待されています。したがって、部下や外部出向者等と共にプロジェクトを遂行していくことに抵抗を感じる方、課題を的確に把握し計画的にものごとを進めることが苦手な方は、立ち上がりに苦労するかもしれません。
課長補佐はマネジメント業務を一部担うことも期待されています。したがって、部下や外部出向者等と共にプロジェクトを遂行していくことに抵抗を感じる方、課題を的確に把握し計画的にものごとを進めることが苦手な方は、立ち上がりに苦労するかもしれません。