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取材から受けた会社の印象
野菜トレーダーという仕事はかなり珍しく、取材者も聞いたことがありませんでした。しかし設立1年目で35億円を売り上げ、2023年の年商は5倍以上の200億円となり、その需要の高さには驚きです。
同社の強みは「何よりも人」。中でも成長の大きな原動力となっているのが、未経験者の早期活躍だそうです。採用担当の方も「珍しい職種なので、全員未経験入社です。困った時は誰かにすぐ質問できる環境もあり、スムーズに各々”トマトの専門家””葉物の専門家”になっていますよ」とのこと。
社内環境の良さはチームワークの良さにもつながっており、普段の仕事を通してお互いを知り、仲良くなっていくそうです。バーベキューやお花見など、社内行事の時は思いっきり楽しむのだとか。一緒に働く方たちについてはHPに自己紹介が載っています。皆さんフランクな人柄がよく出ていると思いますので、ぜひ面接前にチェックしてみてはいかがでしょうか。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい野菜の余剰を抱えてしまうことによる廃棄や安価での流通が、かつては当たり前にあったそうです。農家さんにとって招きたくないそんな事態も、トレーダーの存在によって劇的に変わりました。廃棄は無くなり、適正価格の維持が実現できています。また、天候などの影響で野菜が手に入りにくい地域にも、くまなく届けることができるなど、社会的な意義の高さもあります。注文を受けたお客様に感謝されることもあり、世の中に貢献しているというやりがいを実感しながら働ける仕事です。また、成約を取れたことによって達成感を得られるでしょう。
厳しさ市場担当者に電話を掛けても相手にされないことや、市場が忙しい時間に連絡してしまい、厳しい声をもらうこともあるそうです。しかし、電話を掛ける時間帯を工夫したり、担当者に自分の存在を認知してもらったりすることで、より良い関係性が生まれてやり取りがしやすくなっていくそう。そういった関係性を築くまでの期間は、野菜を流通させるという意志が求められますが、上司がサポートしていく体制が取られていますので、営業が初めての人でも安心して仕事に取り組める環境です。
この仕事の向き&不向き
向いている人6時~15時勤務と仕事後の余暇を充実できる環境であるため、1日にメリハリをつけて働きたい方に向いている仕事です。また、アプローチ先が固定されているので、関係性を一度築けば業績も上がっていきます。そういった長い付き合いが得意な方にも向いています。
向いていない人一度断られたりすると気落ちして、前を向いて取り組んでいく姿勢が無くなってしまうような方は向いていないでしょう。担当する市場も、扱う野菜も固定となるため、アプローチ先は常に同じです。担当の方から情報を引き出すための粘り強さが必要なので、気落ちして引きずるような方では務まりません。