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取材から受けた会社の印象
大学の研究室や製薬企業などの研究機関を訪問し、研究用機器や試薬をお届けする。取材で仕事内容について聞いたとき、「その道の専門家を相手にする仕事だし、かなりの専門知識が求められるのでは?」と感じていました。しかし詳しくお話を伺っていくと、文系出身のメンバーも数多く活躍していること、専門知識も徐々に身につけていく必要があるが、まずは明るく元気な挨拶を心がけること、こまめに訪問することで関係性を築いていくことが大切だということでした。扱う商品の種類も多いらしく、営業経験8年のメンバーでも「すべて把握できていない」とのこと。教授や研究者の方から業界の情報や専門知識を教わることも多いらしく、人と接することを大切にできる方なら活躍できるのではないでしょうか。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい大学や企業の研究室をこまめに訪問し、顔や名前を覚えてもらい、少しずつ信頼関係を築いていく。するとあるとき、「○○くん、この分析機器のことなんだけどね」と相談を寄せられるようになるなど、日々の小さな積み重ねが成果につながることを実感できるでしょう。また、自分が提供する商品は大学や民間企業での研究のために使われます。病気の治療のために必要な機器を扱っていると感じられたり、社会に貢献していることを感じられる仕事です。ときには、自分がいつもお会いしている教授がテレビや新聞に登場するということもあるらしく、ちょっと誇らしい気分を味わえることもあるということでした。
厳しさお客様先をこまめに訪問したからといって、必ず成果が出るとは限りません。競合の営業も同じような営業スタイルを取っていますから、訪問のタイミングを逃すと競合に発注されてしまうこともあるでしょう。営業のミッションは、そうならないよう日頃から信頼関係を築き、何かあったときに顔と名前を思い出してもらえるようにすること。日々の地道な行動を継続すること、お客様に合わせたコミュニケーションや臨機応変な対応をすることを大切にできないと、成果を上げ続けることは難しいでしょう。
この仕事の向き&不向き
向いている人基本的に1件あたり5~10分程度、担当エリアのお客様先をほぼ毎日のように訪問する仕事です。人と接するのが好きな方やコツコツ取り組むのが好きな方、誰かの役に立つ仕事がしたい方に向いている仕事です。また、お客さまから頼りにされる存在になっていくためにも、明るく元気な対応を大切にできる方、商品の納期など小さな約束をきちんと守れる方にピッタリの仕事と言えます。
向いていない人お客様となる大学や企業の研究者は忙しい方ばかりです。「急にあの試薬が必要になった!」など、臨機応変かつ柔軟な対応が求められることも多いでしょう。自分のペースで仕事を進めたい方、フットワーク軽く行動できない方にはあまり向いていません。