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取材から受けた会社の印象
不動産業界の営業というと、高いノルマがあり、実績のぶんだけ報酬を得る「成果主義」というイメージがあります。一方で、同社の雰囲気はそれとは逆。皆で売上目標を追うスタイルなのだそうです。
目標を達成した場合はインセンティブではなく賞与、また固定給を高めに設定して還元されています。その理由について「成果主義にすれば会社や個人は潤うかもしれませんが、きっとどこかで自分本位になり、学生さんに本質的なお部屋の提案ができなくなると思うのです」といいます。
同社が大切にしているのは、京都で勉学に励む大学生のために快適な生活を提案すること。一人ひとりと向き合うためには、皆で助け合うほうが大事だと考えられているのです。
こうした風土に魅力を感じ、お客様である学生さんがアルバイトとして働いてくれた事例もあるとのこと。同社であれば、競争しあう・顧客を取り合うといった気負いがなく働いていけそうです。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい初めての一人暮らしに不安を抱える学生さんが多いからこそ、お部屋探しをサポートして終わり、ではありません。入居後も、何か不安やトラブルがあれば管理部との関わりが続きます。大学生活を長くサポートしてくれた存在だからこそ、退去時にはわざわざ店舗まで足を運び「4年間ありがとうございました!」と感謝を伝えてくれることもあると言います。
さらに「社会人になっても京都に住むことになったので、住み替えの相談がしたい」「本当に助けてもらったので、知人を紹介したいんですが…」などプラスアルファの依頼につながることも。これまでのサポートが大きな感謝として返ってきたときには、この仕事をやっていて良かったと感じるそうです。
さらに「社会人になっても京都に住むことになったので、住み替えの相談がしたい」「本当に助けてもらったので、知人を紹介したいんですが…」などプラスアルファの依頼につながることも。これまでのサポートが大きな感謝として返ってきたときには、この仕事をやっていて良かったと感じるそうです。
厳しさ大学生をメインターゲットにしているビジネスモデル上、合格発表のある1月頃から入学前の3月までの繁忙期は大忙しなのだそうです。とある国立大学の合格発表の日から数日間は、他部署から応援も駆けつけるほど、特に目のまわる忙しさ。ひっきりなしに来店が続き、1日に何組も対応するとか。「会社全体で乗り切ろう」「互いにサポートし合おう」という雰囲気はありますが、ときにはお昼ご飯もゆっくり食べられないという状態になります。
また、提案するのは、お客様の大学4年間の基盤となる住まい。忙しい中でも細やかに希望を聞き、出された条件以外の面も考慮するなど、しっかり向き合って提案することが欠かせません。
また、提案するのは、お客様の大学4年間の基盤となる住まい。忙しい中でも細やかに希望を聞き、出された条件以外の面も考慮するなど、しっかり向き合って提案することが欠かせません。
この仕事の向き&不向き
向いている人学生さんの理想を叶えるためには、どんな部屋に住みたいか、どんな学生生活を送りたいか、といったことを丁寧にヒアリングする必要があります。人の話に耳を傾け、正確にニーズを汲み取ることが得意な方にぴったりです。
向いていない人ルームアドバイザーは、いわば店舗の顔。身だしなみはもちろん、店舗内が散らかっていないか、心証が悪くないか…などを常に気にかけなければなりません。他者からの見られ方に鈍感な方、大雑把な方には不向きです。