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取材から受けた会社の印象
取材では同社の歴史について伺いました。現代表のお父様の代からスタートしたという清水武。1948年の創業当時からお付き合いのある企業もあるそうです。競合企業も少なくないという業界の中で、同社が選ばれる理由として、カスタマーファーストの営業体制があげられるとのこと。同社の営業は、各取引先を3日に1回は訪問します。それは、お客様自身も気が付かないようなニーズや、要望を逃さないようにするため。実際に、現場を見て「もう少しでこの塗料なくなりそうですね。次回追加で持ってきますね。一緒に使うマスキングテープは足りてますか?」と営業自ら声をかけることもあるそう。信頼関係を築いていくうちに、「こんな色味を出したいんだけど、どうしたらいい?」と相談を持ちかけられることも。ノルマなどがないからこそ、お客様の気持ちに寄り添った提案ができるそうです。ここでなら、やりがいを持って取り組めるでしょう。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい何度も通ううちに、お客様との信頼関係ができあがっていく仕事です。最初のうちは取引先の担当者の方に、「清水武の新人さん」と認識されていても、段々と名前と顔を覚えてもらえるようになっていきます。新しい塗料をご紹介したり、注文をお受けしたりするうちに、困ったことがあったとき、気軽に相談してもらえるようになることも。実際に「塗料がすぐ乾燥してしまうというから上手く塗れない」といった相談を受け、乾燥を押さえる塗料用のシンナーを提案し、「そっちのほうがいいね!」と受け入れられたときは、お客様から信頼されていると実感できるとのことでした。
厳しさ荷物の積み下ろしを行なうので、体力的な厳しさがありそうです。塗料は主に、缶に入った液体です。建築現場で用いられるものとなれば、最大20kgにもなるそう。10件から15件の取引先をまわるので、毎朝、マスクやテープ・ペーパーのような物から石油缶に至るまで数多くの商品を積み込んで出発します。身体を痛めない持ち方などは先輩社員から教えてもらいましょう。
この仕事の向き&不向き
向いている人既存顧客先をまわります。ノルマや飛び込み営業などはありません。無理に売り込むのではなく、お客様との関係づくりを大切にしたい方に向いているでしょう。
向いていない人自動車補修や鉄骨加工の塗装をされている塗装担当者や購買担当者とやりとりをします。中にはベテランの職人さんもいらっしゃって、忙しくされていることも。相手の立場を考えて行動できない方には向かないでしょう。