取材から受けた会社の印象
取材に応じてくださったSさんは、第二新卒として未経験入社された方。聞けば、大学時代も特定の分野を研究したり、論文を執筆したりした経験はないそうです。それでも、ポテンシャルが評価され、採用・入社に至ったとのこと。今回も経験・知識を問わない募集ですが、一体どんなところが重視されるのでしょう。採用担当者にお聞きしました。
「面接では、応募者がどんな方なのか、考え方や人柄をじっくり見極めたいと思っています。例えば、好奇心旺盛かどうか。自分の意見を、相手にうまく伝えられるかどうか。あとは、リサーチャーの仕事を面白いと思ってくれるかどうか。長く活躍していただくためにも、この点は非常に重要ですね。もちろん、Web履歴書はすべて目を通します。なぜこの仕事に興味を持ったのか、思いの丈をアピールしてください」――すべての方にチャンスがありますので、しっかりと準備をして選考に臨まれてはいかがでしょうか。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい一つのテーマに関して、調査から執筆まで、自分で一貫して手がけることができます。また、受託調査の場合は、顧客の指示通りに調査して終わり…ではありません。顧客のニーズを紐解き、調査対象や調査方法などを企画・設計するのもあなたの仕事。さらには、調査結果をもとに、具体的な実行計画を考えたり、事業計画の策定に関与したり、コンサルティング要素の強い仕事も担当できます。同社の取引先は業界を代表する大手有名企業がほとんどなので、そういった企業の経営層から頼られることは、これ以上ないやりがいでしょう。Sさんからは、「大手建材メーカーの役員から“今度◎◎に関する事業を始めようと思うんだけど、Sさんの意見が聞きたい”と言われたんです。経営層から意見を求められたことが、率直に嬉しかったですね」といったお話も。同社のリサーチャーとして、自身の介在価値を実感できる瞬間は多そうです。
厳しさ市場動向や競合情報などを踏まえて、顧客の事業戦略に関して助言や提案をするのも仕事のうちです。顧客との信頼関係がきちんとできていれば良いですが、最初のうちは「なんでそんなことを君に言われなければいけないんだ」と厳しい指摘を受ける可能性も大きいです。「良かれと思って提案しているのに…」と、悔しい思いをすることもあるでしょう。ちなみに、提案するのは取締役や事業部長など、役員クラスであることがほとんど。それだけの相手に納得してもらうのは、そう簡単なことではありません。
この仕事の向き&不向き
向いている人■好奇心旺盛な方
同社は、総合調査機関として様々な分野のマーケットをリサーチされています。どのテーマにあたっても、興味を持って調べ進められる方に向いています。
■おせっかいな方
「余計なお世話だと思われても、顧客のためを思って提案することが大事」とは、代表・水越さんのお言葉。顧客の事業計画やビジネスプランに対し、「もっとこうした方がいい」といった踏み入った提案ができる方は活躍できます。
同社は、総合調査機関として様々な分野のマーケットをリサーチされています。どのテーマにあたっても、興味を持って調べ進められる方に向いています。
■おせっかいな方
「余計なお世話だと思われても、顧客のためを思って提案することが大事」とは、代表・水越さんのお言葉。顧客の事業計画やビジネスプランに対し、「もっとこうした方がいい」といった踏み入った提案ができる方は活躍できます。
向いていない人■社内で黙々と仕事をしたい方
取材や商談など、社外の方とコミュニケーションをとることになります。役員クラスの方々と直接お話をする機会も少なくありません。一人コツコツと仕事を進めたい方や、頻繁に外出することに抵抗を感じる方には合いません。
取材や商談など、社外の方とコミュニケーションをとることになります。役員クラスの方々と直接お話をする機会も少なくありません。一人コツコツと仕事を進めたい方や、頻繁に外出することに抵抗を感じる方には合いません。