有限会社新藤酒造店の地酒の醸造技術者（風味を左右する仕事）◆残業基本なし／世界で評価されているブランドを扱います！（1213665）の転職・求人情報は掲載を終了しています。

『雅山流』ブランドは、いつでも旬。春はサクラマスのあんかけと共に。夏はミョウガを使っただしをつまみに。秋は米沢牛を使った芋煮と一緒に。冬は雪菜のふすべ漬けと一緒に。季節料理のお供として楽しめる食中酒です。

これは、季節ごとにお酒の風味を変えているから。米に含まれる水の量を変えることで、キレがある味にも、コクがある味にも変化していきます。

米の水分量を変化させる要因はさまざま。気温や水温によっても異なります。イメージ通りの風味を出すためには、視覚、触覚、嗅覚など、感覚が頼りです。一人前になるまでは、早くて10年以上。1500時間以上の時間をかけて修行を行なうのです。

「麹」「酵母」という菌を扱うため、菌が混ざらないように納豆やチーズは食べられません。嗅覚を鈍らせないため、煙草を吸うこともできません。室温が30℃もある部屋で作業をすることも、数キロリットルの液体をかき混ぜることもあります。

そんな日々が、半年ほど。ラクと言えば嘘になります。ですが、完成した酒を味わった時。報われた気持ちになるのです。