取材から受けた会社の印象
約50万戸ものマンション管理戸数を誇る東急コミュニティーグループの一員である同社。東急コミュニティーグループは主に大都市圏で強みを発揮してきました。対して同社は全国各地の地方で実績を伸ばしています。こうした正反対ともいえる互いの強みやノウハウを相互に共有することで、景気の良し悪しに関わらず、売上は安定しています。
とはいえ、会社としては設立13年目。そのため、スタッフの意見によって制度を変えていく柔軟さも併せ持っているようです。たとえば、マンション管理スタッフの休日は、もともと水・日だったのだとか。しかし「土・日休みの方が家族とゆっくり過ごせる」という声を尊重し、土・日休みに変更されたのだそうです。
スタッフひとりあたりの管理棟数を抑えることで親身な対応を実現し、全国各地の顧客から支持されている同社。こうした環境であれば、今後もニーズは増え続け、企業として大きく伸びていくだろうと感じました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがいマンションで暮らす方々のために、様々なイベントを企画するのも仕事のひとつ。たとえば、「非常食の試食会」を開いて交流を促しつつ、防災意識も高めたり。クリスマス会では「お子さんたちでツリーの飾り付け」というコンテンツを実施して、ファミリー層の交流を活発にしたり……。他にも、フリーマーケットやバスツアーなど、管理スタッフの提案によって実行できます。「自分のアイデアによって、居住者の方々同士の距離が縮まった」と実感できるのが嬉しいというお話でした。
また、日頃から密なコミュニケーションを心がけることで、信頼関係が強固なものになっていきます。電話などに対して早々にレスポンスしたり、環境改善のための提案を重ねたり。そうすることで、「ずっとこのマンションを担当していてね」「あなたがいてくれたら、この管理組合は安心だよ」と居住者様や管理組合様の理事長から嬉しい言葉をもらえるようになるのだそうです。
また、日頃から密なコミュニケーションを心がけることで、信頼関係が強固なものになっていきます。電話などに対して早々にレスポンスしたり、環境改善のための提案を重ねたり。そうすることで、「ずっとこのマンションを担当していてね」「あなたがいてくれたら、この管理組合は安心だよ」と居住者様や管理組合様の理事長から嬉しい言葉をもらえるようになるのだそうです。
厳しさマンション管理費や積立てている修繕費などについて、管理組合の方々が居住者の方へ督促対応をする場合の補助も行ないます。管理組合の維持にあたって必須のことですが、居住者の方々にも言い分があり、押し問答となってしまうケースも。上手く落とし所を見つけられずお叱りの言葉を受けて、戸惑ったり落ち込んだりすることもあるかもしれません。何でもオールマイティーに対応できるようになるには1~2年ほどかかるのだそうです。
この仕事の向き&不向き
向いている人◎不動産業界でゆとりある働き方をしたい方
不動産業界には珍しい土日祝休みで、年間休日は120日以上。管理棟数や巡回回数を抑えることで、残業時間も減少しています。「オン・オフのメリハリをつけて働きたい」「不動産に関わる仕事をしたいが、ゆとりも大切」という方にピッタリです。
不動産業界には珍しい土日祝休みで、年間休日は120日以上。管理棟数や巡回回数を抑えることで、残業時間も減少しています。「オン・オフのメリハリをつけて働きたい」「不動産に関わる仕事をしたいが、ゆとりも大切」という方にピッタリです。
向いていない人▲タスク管理・自己管理が苦手な方
管理物件ごとに、巡回や資料作成などのスケジュールを自分で設定します。計画的に行動しなければ「来週の総会に間に合わない…!」と残業する、といった事態に陥ることも。タスク管理が苦手・自己管理ができないという方には不向きです。
管理物件ごとに、巡回や資料作成などのスケジュールを自分で設定します。計画的に行動しなければ「来週の総会に間に合わない…!」と残業する、といった事態に陥ることも。タスク管理が苦手・自己管理ができないという方には不向きです。