取材から受けた会社の印象
来年で創立70年周年という長い歴史を持つ同園。子ども達が教育保育→小学校と進学するにあたり、変化する教育内容にもスムーズに慣れていけるよう、幼稚園の段階から教育に力を入れてきました。近年、教育に関して感度を共有した保護者の方からの入園希望者数は年々増加しており、多くの方が第一希望に同園を選ばれるとのこと。支持されている理由についてお聞きしました。
同園の教育は、『表現力と集中力を育む教育』。言語劇や音楽の表現発表会など日頃の活動の成果を表現する場を積極的に設け、皆で集中して取り組む経験を通して集中力を身に付けさせているといいます。また、音楽教育に力を入れている他、体育や絵画、言葉あそびなど多彩な教育保育カリキュラムを専任の教諭が担当することで豊かな表現力を育んでいるそうです。教育者として、質の高い教育に間近で触れながら、子ども達と一緒に成長を楽しむことができる環境だと感じました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい体操、音楽リズム、言語、絵画などの教育時間の他に言葉あそびなどを通して子ども達の創造力や協調性、社会性を養い、生きる力の基礎を育んでいる同園。子ども達と一緒に過ごしていく中で、「こんなことができるようになったよ!」「メロディオンで〇〇っていう曲が弾けるの!」など子ども達の健やかな成長を実感しやすい環境です。また、1~5歳と幅広い年齢の子ども達と触れ合えるため、「1人でボタンを留められるようになった」といった些細な成長が毎日のようにあって嬉しいそうです。
厳しさ担任の場合、経験が浅いと連絡帳などの書類業務や事務業務が業務時間内に終わらず、残業が発生してしまうことも。終礼後30分で帰る職員が多いため、残っていると30分おきに「早く帰ろうね!」といったことを言われてしまいます。周りの先輩職員は隙間の時間に業務を終わらせて帰宅できているため、最初のうちは先輩との差に焦りを覚えてしまうかもしれません。
この仕事の向き&不向き
向いている人同園では、季節ごとに開催される行事にも力を入れています。「今度の運動会ではどんな催し物をしようか」「どんなことをしたら盛り上がるか」というようなことを話し合う機会も多いため、『自分から意欲的に行事をより良いものにするには、という考えで発言できる方』や『イベントなどを一緒になって楽しめる方』に向いています。また、保育生活で毎日が楽しくなる方にも向いているでしょう。
向いていない人300~400名以上の子ども達を預かっている園のため、他の職員との協力が必要不可欠です。協力なくして業務を進めていくのが困難な環境のため、『年齢や役割が違う方たちと協力するのが苦手』という方には向いていません。