取材から受けた会社の印象
2020年に設立70周年を迎えた同社。建物管理の事業をスタートしたのは1963年で、日本生命の本店ビル・投資用ビルの管理を行なったことがきっかけでした。以来、建物管理だけでなく清掃・警備などにも一貫して対応できる体制をつくり、関西エリアを中心に西日本でビル総合管理を手がけています。
この一貫した対応や、品質の高いサービスが評価され、管理物件は4300件以上。空港・大手企業のオフィスビル・総合病院・有名ホテルなども含まれている点が、信頼の証と言えるでしょう。清掃の分野で言えば、全国から約5万人の「ビルクリーニング技能士」が集う『全国ビルクリーニング技能競技会』で、最優秀賞の厚生労働大臣賞を受賞したスタッフの方もいらっしゃるとのことです。
安定した需要がある分野で、対外的に高く評価されている同社。コツコツ取り組める仕事を長く続けていきたい、という方にとってうってつけの環境ではないでしょうか。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい■日々の「ありがとう」の声が嬉しい。
担当するビルや病院に通い、隅々まで清掃をする日々の中で、建物のオーナーや利用される方々とも顔なじみになっていきます。「キレイにしていただいてありがとう」「いつもおつかれさまです」といった声をかけてもらえると、嬉しくなるそうです。ときには、清掃中に気付いた「電球が切れそう」「洗面所の水の出が悪い」といったことを設備管理スタッフに報告し、改善につなげることも。“最も現場を知る人” として役に立てる、という喜びもあると思います。
担当するビルや病院に通い、隅々まで清掃をする日々の中で、建物のオーナーや利用される方々とも顔なじみになっていきます。「キレイにしていただいてありがとう」「いつもおつかれさまです」といった声をかけてもらえると、嬉しくなるそうです。ときには、清掃中に気付いた「電球が切れそう」「洗面所の水の出が悪い」といったことを設備管理スタッフに報告し、改善につなげることも。“最も現場を知る人” として役に立てる、という喜びもあると思います。
厳しさ■全ての要望に応えられないことも。
清掃する範囲や内容は、建物のオーナーと同社間の契約で決められています。最近は、感染症対策のための厳密な基準も設けられているそう。顧客から「ついでにココも清掃してくれませんか?」と頼まれても、契約範囲や基準に外れるものであれば断るしかありません。「期待に応えたいが、そうするわけにはいかない」というもどかしさを感じる場面もあるでしょう。
清掃する範囲や内容は、建物のオーナーと同社間の契約で決められています。最近は、感染症対策のための厳密な基準も設けられているそう。顧客から「ついでにココも清掃してくれませんか?」と頼まれても、契約範囲や基準に外れるものであれば断るしかありません。「期待に応えたいが、そうするわけにはいかない」というもどかしさを感じる場面もあるでしょう。
この仕事の向き&不向き
向いている人決められた通りの手順で、丁寧に清掃をしていく仕事です。そのため「コツコツとした仕事が性に合う」「キレイにするのが好き」という方に向いています。実際に、そうした方々が10年以上長くご活躍されています。
向いていない人いずれはパートのスタッフさんをまとめ、シフトの管理や清掃についての指導などもするようになります。「自分の意見だけを通そうとしがち」「周囲とのコミュニケーションは極力控えたい」という方には不向きです。