取材から受けた会社の印象
人事の長田さん、望月さんに入社後のキャリアについて伺うと「グループ会社や元請会社に転籍するチャンスがあります」とのお話が。応募者の方に伝えてよい内容かわからず、戸惑う取材者。すると「ウチの社員が活躍できるなら、どこであれ嬉しいことだと思います」というお答えをいただきました。
同社には直接官公庁や自治体から仕事をもらっているグループ会社があるそう。ポストが空いており、稼ぎたい、役職に就きたいといった希望があれば、転籍を叶えているそうです。また、2700名以上の従業員を抱える取引先から声がかかり、入社する機会もあるとか。実際に今年も3名の方が移られたとのことです。取引先では普通なら正社員として登用されることが中々ないそうですが、同社からの入社は、1年後に正社員になることを前提としたものであるそう。キャリアの可能性が大きく開かれていると感じました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい当たり前のように水道から出る飲み水をつくる浄水場、時に起こる大雨から大切な家や家族を守るポンプ場、美しい海や川を次世代へ継承する浄化センター。管理や点検を行なうのは、こういった人々の生活を毎日支えている施設です。施設でのトラブルを未然に防ぐことで、人の役に立っているという誇りを感じられるそうです。装置の異常や、バロメーターの数値がおかしいことにいち早く気づいて断水などの大きなトラブルを起こさずにすんだときは、安堵と共にじんわりと達成感を味わえたとのことでした。
また、何年か経験を積んだり、積極的に資格を取得したりといった頑張りが評価され、取引先の大手企業に引き抜かれる可能性もあります。そのときは、会社だけでなく取引先からも自分の仕事ぶりが認められたと嬉しくなるそうです。
また、何年か経験を積んだり、積極的に資格を取得したりといった頑張りが評価され、取引先の大手企業に引き抜かれる可能性もあります。そのときは、会社だけでなく取引先からも自分の仕事ぶりが認められたと嬉しくなるそうです。
厳しさ入社後3ヶ月は専門用語が覚えられず、仕事についていけないと感じることもあるそうです。また、点検箇所が多くあり、その場所を覚えるのも一苦労とのこと。仕事についてはOJTで教えてもらえますが、現場で働いているのは同社の社員だけではありません。現場によっては、もしくは日によっては取引先の元請会社の方から仕事を教わることもあり、プレッシャーを感じることもあるとのことでした。
この仕事の向き&不向き
向いている人現場の方の働きぶりにより、今後任される案件も増えていくため「コツコツと真面目に仕事を進められる方」「誠実に仕事に向き合える方」に向いています。また、日勤⇒夜勤⇒明け休み⇒休み…というサイクルで、自分の時間を大切にできるため「長く続けられる仕事をお探しの方」におすすめです。
向いていない人交替制で仕事を進めるため、正確に引き継ぎを行なう必要があります。「チームワークを大切にできない方」「報告・連絡・相談をきちんとできない方」は活躍が難しいでしょう。