取材から受けた会社の印象
4期連続黒字経営を実現しているという同社。景気が不安定になりがちだった昨年度も、それらの影響を受けることなく、前年度以上の案件を獲得しています。その理由にはまず、「土壌汚染調査」というメイン事業のニーズが途絶えにくいことが一つ挙げられそうです。実際、土壌汚染調査はどんな工事にも不可欠。建築・土木工事が行なわれる限り、土壌調査の需要も落ちないそうです。また、20年近くお付き合いのあるお客様も多いという同社。お客様からの信頼を獲得しており、さらに業界全体も好調であることから、売上を順調にアップさせてこられたとのことでした。
そんな安定した需要のある同事業ですが、特殊な設備を用いる必要があることもあり、新規参入のハードルが高いそう。そのため、競合がこれから増える心配もありません。それも、同社の高い安定性に繋がっていることでしょう。安定経営の秘密について知れた、取材となりました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい有名なランドマークや、多くの方々が通る道路の拡張工事などにも携わってきた同社。実際に、自分が携わった現場を、後日、友人や家族と一緒に通ることもあるそうです。「ここの工事、実は僕も関わってるんだ」と誇らしくなったり、「あの後、こんな風に整備されたんだ。新しい建物もできて、景色がガラッと変わってるな」としみじみと眺めたり、感慨深くなることもあるとのことでした。
厳しさ行なうのは、基本的に現場仕事。真夏は暑くて汗が止まらなかったり、真冬は寒くて手先が上手く動かなかったり、環境の変化をダイレクトに受けます。気温に合わせて1時間に1回などのペースで休憩をはさむこともできますが、慣れるまではしばらく大変かもしれません。
この仕事の向き&不向き
向いている人行なうのは、あらゆる工事に欠かせない土壌の調査。環境に関する仕事に興味を持っている方、体を動かす作業が好きな方に向いています。また、ゆくゆくはキャリアチェンジも可能です。施工管理や事務、営業など様々なチャレンジをしたい方にもピッタリです。
向いていない人入社後は、3年ほどかけて道具の使い方や業界知識を覚えていく必要があります。向上心のない方には不向きです。また、2人1組で進める分、協調性に欠ける方にも向いていません。