取材から受けた会社の印象
スマートフォンやSNSの普及で、放送メディアをめぐる環境は大きく変化。テレビも以前のような圧倒的な存在感はなくなってきています。NHKではこの変化にどう対応しようとしているのでしょうか。
「NHKではテレビを軸としつつ、WEBでの発信や各地で行うイベントなどを通して視聴者の皆さんと接点を作り、様々な情報があふれる中、確かな情報を届けることを通じて人々の生命と暮らしを守ることにつなげていきます」とのこと。従来のような国内の民放との競争だけでなく、NetflixやAmazon Primeなどとの競争が激しくなるなかで、受信料によって支えられる公共メディアとしてどのようなコンテンツやサービスを提供していくべきなのか、様々な議論や試行錯誤を積み重ねて変わろうとしているそうです。
お堅いイメージのある会社ですが、実はいろいろユニークな人がいて、それぞれが専門性を生かして働いているということでした。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい取材からロケ、台本の作成、編集、そして放送する最後まで立ち会う仕事です。報道カメラマン(男・女)や記者、編集者と協力してつくりあげた番組が放送を終えた瞬間は安堵感と達成感を感じられます。
厳しさ時には舞台監督として、総合演出を手掛けるため、テレビの仕事が好きという気持ちだけでは乗り切れないことも。大きな番組となると制作スタッフだけで100名以。プランが成功するように一緒に働くスタッフの心を一つにし、動いてもらう。そんな大変さがあります。
この仕事の向き&不向き
向いている人日本の公共放送であるNHK。人々の命を守る放送を何よりも大切にしています。そのため、「社会に貢献したい気持ちが強い方」に向いているでしょう。
向いていない人社会のあらゆる問題にアンテナを立てておくことが不可欠。日々の勉強やインプットを継続できない方には向いていません。