取材から受けた会社の印象
大阪府東大阪市で平板ガラス加工機の専門メーカーとして誕生し、今年7月に60周年を迎えるシライテック。1996年に電子基板用ガラス分野へ参入し、現在までオーダーメイドを中心にガラス切断・加工装置の開発・製作に取り組んできた老舗企業です。
近年、スマートフォンやパソコン、タブレットなどのニーズが伸び続けていることもあり、液晶パネル関連が売上の90%が占めている状況とのこと。今後も液晶から有機ELへとさらなる進化が見込まれており、実際に同社の業績も伸び続けています。
この先も技術的な発展が続く限り、同社が長年培ってきた技術力が必要とされるでしょう。将来的な安定感と成長が見込まれる同社でなら、安心して長く働けると感じました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい◆装置をつくりあげていく面白さ。
取引先メーカーの要望に応じて装置をつくっている同社。いわゆる「オーダーメイド製品」を手がけるため、毎回新鮮な気持ちで仕事に取り組むことができます。約1ヶ月かけて部品を組み立て、装置が完成したときの達成感はとても大きいそうです。
取引先メーカーの要望に応じて装置をつくっている同社。いわゆる「オーダーメイド製品」を手がけるため、毎回新鮮な気持ちで仕事に取り組むことができます。約1ヶ月かけて部品を組み立て、装置が完成したときの達成感はとても大きいそうです。
厳しさ◆慎重に作業を進めていく緊張感。
精密機器を取り扱っているため、小さなミスが大きな問題になることも。たとえば、手が滑って機械を落とし、傷がついたり装置が変形したりすれば、イチからつくり直さなければいけません。そうならないように、どんなときでも慎重に作業を進めていくことが必要です。
精密機器を取り扱っているため、小さなミスが大きな問題になることも。たとえば、手が滑って機械を落とし、傷がついたり装置が変形したりすれば、イチからつくり直さなければいけません。そうならないように、どんなときでも慎重に作業を進めていくことが必要です。
この仕事の向き&不向き
向いている人モノづくりに興味や関心がある人に向いています。たとえば、「プラモデルが好き」「家電製品を組み立てたりすることが得意」など、機械いじりが好きな人は、楽しく仕事に取り組めるでしょう。
向いていない人いくつかの部品を組み合わせ、大きな装置をつくりあげていく仕事です。仕事においては、自分以外のスタッフと連携することが欠かせません。協力する気持ちを大切にできない人や、黙々と作業をしたい人は歓迎されないでしょう。