取材から受けた会社の印象
多くの方と同じように「測定ゲージ」と聞いても最初はどんなものなのかイメージが湧かなった取材者。けれど同社のホームページを拝見したところ、その疑問を解消することができました。
ホームページには、実物の写真を見せながら「測定ゲージとは何か?」を分かりやすく説明されているページがありました。また、設計を始めとした各部署の仕事内容や職場風景、社員インタビューも掲載。社長からのメッセージや各部署の仕事内容、一日の流れなども、動画にしてYouTubeにUPされています。その情報量の多さに驚くと同時に、「測定ゲージ」や同社について明確に理解することができました。
転職する際「自分に合った仕事内容か?」「職場環境に馴染めそうか?」というのは、誰もが気になるポイント。同社のホームページから受ける印象は、実際の取材でも同じものでしたから、この求人が気になっている方は、ぜひホームページをご覧になってみてください。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい設計~加工~製造~検査と自社で全て完結できることが、同社の大きな強み。そのため、自分の設計した測定ゲージの完成品を、その目で見ることができるそうです。特に同社の製品は、お客様ごとの仕様にあわせた一点モノのオーダーメイド品。世界に一つだけの製品を手がける喜びも味わえるとのこと。「1/1スケールでカタチになるので、出来上がった測定ゲージを見た時は感動しますね。そして、次はもっと良いモノをつくろうと、新たな意欲が沸き上がるんです」と仰っていました。
厳しさ同社の測定ゲージは、「正確に計測できるか」はもちろん、「どこで、誰が、どこのように使うか」といった使い勝手まで考え設計されています。まったく同じ仕様の製品は一つとしてなく、自分のイメージを上手く図面に落とし込むのには苦労するとのこと。また、後工程を担当する製造部門から「これはどういった意図で設計したの?」と質問されることも。その際は、自分の考えを言語化する必要がありますが、最初は上手く言葉にできず、自分の力不足を感じることもあるそうです。
この仕事の向き&不向き
向いている人同社では測定ゲージの仕様は1人では決めず、必ず他の技術者とも検討しながら決定。そうすることで、一人では思い浮かばなかったアイデアが生まれたり、設計ミスが無くなったりします。また、設計メンバーだけでなく、営業や製造スタッフとも連携しながら進めていくことになるので、「チームワークを大切にできる方」「相手に合わせ円滑にコミュニケーションを取れる方」に向いています。
向いていない人応募の際に実務経験は不問ですが、だからこそイチから学びなおす姿勢が求められます。入社後に、実務レベルのCADスキルを学べる研修も用意されていますが、それを活かすかどうかはあくまで本人次第です。「自ら学ぼうと努力できない方」「受け身な姿勢の方」には向いていません。