取材から受けた会社の印象
転職を考える上で気になるのが、企業としての安定性や成長性。創業より132年、歴史ある石灰メーカーの同社はその点、安心だと言えそうです。
主な取引先は大手製鉄メーカー。同社の提供する石灰は、「製鉄」の際に不純物を取り除くために用いられるのだとか。その他、化学・建設業界などのお客様とも取引しており、ニーズに合った石灰製品を提供しているのだと言います。自社で鉱山を所有することで、安定供給を可能に。同社は老舗メーカーとして大手企業を支えるポジションを築いてきました。
さらに1998年からは、環境事業にも進出。石灰開発の設備・技術を活用することで、フロンガスの破壊処理や酸性ガス・ダイオキシン類除去材の開発製造などに携わっているとのこと。安定したニーズのある石灰事業のみならず、新規事業によって「第二の柱」を立てられるのだと言います。
同社の今後には期待できそうだと感じた取材でした。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい◎自分の立てた計画通りに採掘が進んだ時
大手製鉄メーカーなどのお客様が石灰を必要とするタイミングに必要な量を供給していきます。そのために、日・週・月・年単位でどのぐらいの量を採掘できれば良いのか考えながら計画を立てることが大切です。それに加え、鉱山にある石灰は有限な資源という意識を持ち、協力会社も巻き込みながらコントロールしていく必要があります。その上で、自分が立てた計画書通りに採掘が進んだ時は嬉しい気持ちになるそうです。
大手製鉄メーカーなどのお客様が石灰を必要とするタイミングに必要な量を供給していきます。そのために、日・週・月・年単位でどのぐらいの量を採掘できれば良いのか考えながら計画を立てることが大切です。それに加え、鉱山にある石灰は有限な資源という意識を持ち、協力会社も巻き込みながらコントロールしていく必要があります。その上で、自分が立てた計画書通りに採掘が進んだ時は嬉しい気持ちになるそうです。
厳しさ△対人関係のストレスや体力的な負担
協力会社を含め、色んな方を巻き込んでいくポジションです。時には協力会社の方と上手く連携を取れないこともあり、苦労することがあるでしょう。各所に対して、コミュニケーションを配慮していく必要があり、人によってはストレスに感じてしまうかもしれません。また、研究開発のために依頼されてサンプルの鉱物5~10kgを運ぶこともあり、体力的な負担がかかることもあります。
協力会社を含め、色んな方を巻き込んでいくポジションです。時には協力会社の方と上手く連携を取れないこともあり、苦労することがあるでしょう。各所に対して、コミュニケーションを配慮していく必要があり、人によってはストレスに感じてしまうかもしれません。また、研究開発のために依頼されてサンプルの鉱物5~10kgを運ぶこともあり、体力的な負担がかかることもあります。
この仕事の向き&不向き
向いている人◎スムーズにコミュニケーションを取れる方
自社の社員同士だけでなく、協力会社と連携を取りながら業務を進めていきます。例えば、自分が「今日はこの区画の発破をお願いします」と指示を出し、協力会社の社員が動く場面もあるでしょう。そのため、スムーズにコミュニケーションを取れる方に向いています。
自社の社員同士だけでなく、協力会社と連携を取りながら業務を進めていきます。例えば、自分が「今日はこの区画の発破をお願いします」と指示を出し、協力会社の社員が動く場面もあるでしょう。そのため、スムーズにコミュニケーションを取れる方に向いています。
向いていない人△分からないことを自分から質問できない方
入社後は1ヶ月のOJT研修を経てから業務を進めます。今回は鉱山・資源関係の学問を学んだ方や地質・土木・資源開発学部卒の方が対象です。知識がある前提で教えられるため、分からないことを自分から質問できない方には向いていません。
入社後は1ヶ月のOJT研修を経てから業務を進めます。今回は鉱山・資源関係の学問を学んだ方や地質・土木・資源開発学部卒の方が対象です。知識がある前提で教えられるため、分からないことを自分から質問できない方には向いていません。