取材から受けた会社の印象
体力が求められる飲食の仕事。一部では“35歳で限界”とさえいわれています。最近ではニュースなどでも“ブラック企業”という言葉が流れるようになり、その働き方に疑問が投げかけられるようになりました。この事実やイメージに待ったをかけるのが、フクシマ商事の福島社長。「一生働ける飲食の会社」をつくるべく、待遇改善を訴え、実行しています。
「ドトール」「ミスタードーナツ」「ピザーラ」「大戸屋」など多業種多店舗スタイルをとっているのも、社員のためを思ってのこと。というのも一分野に依存すれば、特定のブランドに大きなダメージがあった際、会社が打撃を受けてしまう可能性大。しかし複数ブランドを数店舗ずつ運営すれば、リスク分散が可能です。“絶対につぶれない会社”を目指し、想定できるリスクをすべて排除した運営を行なっているのです。
結果、業績は安定。働きやすい会社であると、ぜひ入社して実感していただければと思います。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい同社では「24時以降の深夜営業なし」「引越しが必要な場所に出店しない」というルールを徹底しています。自分自身にも家族にもムリさせず、安心して仕事に打ち込めるでしょう。さらに20代には20代の、50代には50代の活躍の場を用意。ずっと飲食の仕事を楽しめる会社と言えます。
厳しさ11業態を展開する同社。さまざまなフードジャンルを異動する機会があるため、新業態に移ってすぐは新人のような感覚で業務に携わります。ときには長年働いているアルバイトの指示に従うことも。正社員だからと意地をはらず、素直に仕事を教えてもらう謙虚さが大切です。
この仕事の向き&不向き
向いている人同社は多種多様な業態をエリアを絞って展開することで、働きやすい環境を整えています。一つの会社に腰を据えて働きたい方や、飲食業界でずっと働きたい方。人と話せる接客の仕事が好きな方に向いています。
向いていない人様々な業態を経験し、スキルアップすることが求められる環境です。各店舗によって働き方や方針も変わってくるため、柔軟な考え方ができない方や、謙虚に物事に取り組めない方には不向きです。