取材から受けた会社の印象
栃木県内にお住まいの方であれば『栃木こすもす』という社名を聞いたことがある方も多いかもしれません。実は、県内の葬祭業界でトップクラスのシェアを獲得している同社。その理由について伺うと「地域の皆様に名前を知っていただく機会が多く、想起してもらいやすい」とのお話がありました。
というのも、同社は栃木県内のJAと提携。JAホールを運営したり、JAと『終活フェア』『フラワーアレンジメント教室』などのイベントを一緒に行なったりと強い結びつきがあるのだそう。そのため、組合員の方を紹介してもらったり、ギフトを通して会社のことを知ってもらったりする機会が多いのだと言います。
また、JECIAから5つ星認定を受けていることにより、企業としての信頼度も上がっており、依頼をいただくことが多いとのこと。地域に根差して安定した経営を続ける同社であれば、腰を据えて長く働けそうだと感じました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい故人様が制作していた絵画や手芸作品をホールに展示したり、愛用のゴルフグッズを飾ったり。1つとして同じ式はありません。故人様の人生、ご遺族の思い出に寄り添った式をつくることができ「本当にありがとう」という言葉をいただいた時に、やりがいを感じられるとのことでした。
たとえば、故人様が60年かけて手入れをしていた大きな盆栽を式で見せたい、と話されていたお客様。最初は「でも大きすぎて飾れないと思います」と肩を落とされていたのだそうです。しかし、同社の葬祭ディレクターは諦めなかったそう。トラックで盆栽を移動させ、葬儀前日に3人掛でロビーに運び込んだのだとか。告別式後に「無理だと思っていた展示ができて本当によかったです。故人も喜んでいると思います」と声をかけられた時、一生懸命やってよかったと感じたそうです。
たとえば、故人様が60年かけて手入れをしていた大きな盆栽を式で見せたい、と話されていたお客様。最初は「でも大きすぎて飾れないと思います」と肩を落とされていたのだそうです。しかし、同社の葬祭ディレクターは諦めなかったそう。トラックで盆栽を移動させ、葬儀前日に3人掛でロビーに運び込んだのだとか。告別式後に「無理だと思っていた展示ができて本当によかったです。故人も喜んでいると思います」と声をかけられた時、一生懸命やってよかったと感じたそうです。
厳しさ動揺した状態のお客様を相手に話をするため、常に緊張感があります。打ち合わせをしながら泣いてしまう方も多いため、一般的なサービス業より、コミュニケーションの取り方に配慮が必要です。気を張る場面が多く、打ち合わせが終わった後にドッと疲れを感じることもあるそうです。
また、スケジュールが読みにくいことも厳しさとのこと。1日の予定をあらかじめ組んでいても、ご遺族から連絡が入るのは突然のこと。急な搬送、打ち合わせにも出勤しているメンバーで対応しなくてはなりません。ご依頼が重なることもあり、そうした忙しなさを一切ご遺族に感じさせることなく臨機応変に対応することは容易ではないでしょう。
また、スケジュールが読みにくいことも厳しさとのこと。1日の予定をあらかじめ組んでいても、ご遺族から連絡が入るのは突然のこと。急な搬送、打ち合わせにも出勤しているメンバーで対応しなくてはなりません。ご依頼が重なることもあり、そうした忙しなさを一切ご遺族に感じさせることなく臨機応変に対応することは容易ではないでしょう。
この仕事の向き&不向き
向いている人お客様のご要望を聞き出さないと、満足のいくお葬式をつくることはできません。「相手の話に耳を傾けられる方」に向いているでしょう。また、同社では故人様のために、ご遺族のために、を常に考えておられます。「利益や効率より、誰かのためになる仕事がしたい方」にピッタリです。
向いていない人イレギュラーに対応するためには、社員同士の連携が欠かせません。「チームワークを大切にできない方」は活躍が難しいでしょう。