取材から受けた会社の印象
同社に伺ったときの、副社長の家永さんと電気技術者の田中さんの掛け合いが、まるで漫才のようでした。「田中はガツガツしてるから、たまにうっとうしいんだよ(笑)」と語る副社長に「副社長だって、なにか話題を見つけては話しかけてくるじゃないですか。こっちは忙しいのに!(笑)」と田中さん。笑顔でお互いをいじりあっていましたが、このお二人に限らず、同社ではみなさんがこのような感じなのだそう。
「給与を上げてくれとかも普通に言っちゃいますね。まぁ資格の報奨金などで稼がせてはもらってますが」と続ける田中さん。「ね、ガツガツしてるでしょ?」と副社長。ただ副社長が漏らした「まぁ社員のことは信頼してますよ。失敗してもフォローはするので、なんでもやってくれ!って感じです」という言葉は印象的でした。同社のフランクな雰囲気の背景には、確かな信頼関係があるのでしょう。笑いの中に、じわりと滲む温かさを感じました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい■希少価値の高い技術を身につけることができる。
貴重な技術が身につけられるのは、嬉しいポイントだと言います。世の中に社会のインフラを支える仕事は数あれど、地中線の工事・修繕ができる技術者は全国でもレアなのだとか。それだけ、独自の高い技術が求められる仕事というわけです。同社で成長していけば、あなたもレアな技術者の仲間入りです。
加えて、仕事を教えてくださる同社の皆さんは、気さくな方ばかり。実は取材時、工事現場に同行させてもらったんです。すると皆さん、腰に付けた工具を「この工具は自前なんだ。会社でも支給されるけど、自分の道具ってやっぱり愛着が湧くからさ」と嬉しそうに見せてくださいました。
それだけでなくこんなエピソードも教えてくださいました。ある寒い日に社長が、現場で頑張る社員全員にネックウォーマーをプレゼントしてくれたそうです。実は、1店舗だけでは全員分揃えられなかったようで…何店舗もお店を回り探してくれたことがあったのだとか。社長の暖かさも感じることができました。
休憩中はベテランさんも若手の方も一緒に談笑し、コーヒー片手に冗談を言い合うなど、フランクな人間関係がうかがえました。
人に恵まれた職場で、レアなスキルが身につけられる。そんなところが同社で働く魅力です。
貴重な技術が身につけられるのは、嬉しいポイントだと言います。世の中に社会のインフラを支える仕事は数あれど、地中線の工事・修繕ができる技術者は全国でもレアなのだとか。それだけ、独自の高い技術が求められる仕事というわけです。同社で成長していけば、あなたもレアな技術者の仲間入りです。
加えて、仕事を教えてくださる同社の皆さんは、気さくな方ばかり。実は取材時、工事現場に同行させてもらったんです。すると皆さん、腰に付けた工具を「この工具は自前なんだ。会社でも支給されるけど、自分の道具ってやっぱり愛着が湧くからさ」と嬉しそうに見せてくださいました。
それだけでなくこんなエピソードも教えてくださいました。ある寒い日に社長が、現場で頑張る社員全員にネックウォーマーをプレゼントしてくれたそうです。実は、1店舗だけでは全員分揃えられなかったようで…何店舗もお店を回り探してくれたことがあったのだとか。社長の暖かさも感じることができました。
休憩中はベテランさんも若手の方も一緒に談笑し、コーヒー片手に冗談を言い合うなど、フランクな人間関係がうかがえました。
人に恵まれた職場で、レアなスキルが身につけられる。そんなところが同社で働く魅力です。
厳しさ■夏はとても暑く、冬はとても寒い。
暑さや寒さは大敵だと言います。というのも、主な作業場所である地下ピットの入り口はわずか2ヶ所。作業前と作業中に送風機で風を送るそうですが、やはり換気には限界があります。夏場は全身に汗がにじむほど暑くなりますし、暖房器具もないため、冬場は手がかじかんでしまうと言います。
その他にも、稀にではありますが地下だけでなく、鉄塔などの高い所で作業することも。加えて、現場によっては早朝出勤も生じます。工事現場が近畿全体のため、遠方に出かける機会があるのです。知識や技術の習得以外にも、なにかと苦労のある仕事だと言えそうです。
暑さや寒さは大敵だと言います。というのも、主な作業場所である地下ピットの入り口はわずか2ヶ所。作業前と作業中に送風機で風を送るそうですが、やはり換気には限界があります。夏場は全身に汗がにじむほど暑くなりますし、暖房器具もないため、冬場は手がかじかんでしまうと言います。
その他にも、稀にではありますが地下だけでなく、鉄塔などの高い所で作業することも。加えて、現場によっては早朝出勤も生じます。工事現場が近畿全体のため、遠方に出かける機会があるのです。知識や技術の習得以外にも、なにかと苦労のある仕事だと言えそうです。
この仕事の向き&不向き
向いている人手を動かす仕事に興味がある方はもちろん、レアな仕事に挑戦したい方にもオススメです。地中線の保守に関わる仕事は、全国でも数少ないからです。また、資格取得を支援するなど会社全体が社員のスキルアップを応援する風土があるため、物事に根気よく取り組める方も向いています。
向いていない人入社後は工具の名称や使い方を覚えたり、ベテラン社員さんの技術を見て盗んだり、資格取得に向けて電気の図記号を覚えたりと、知識を蓄えていく必要があります。新しい知識を学ぶことに抵抗がある方には向いていないでしょう。