取材から受けた会社の印象
同社は2011年の設立以来、連続して黒字経営を続けています。2017年の売上高は20億円、2018年は25億円、そして2019年は30億円と右肩上がり。その最大の要因は、派遣スタッフさんの定着率の良さにあるようです。
一般的に、派遣で働く方の離職率は高め。それは、企業側が派遣スタッフさんのキャリアアップを支援できていないことも影響していると言います。そこで同社では、お一人おひとりの適性に応じた案件を提案するだけでなく、その後の成長に合わせて少しずつレベルの高い仕事をお任せしているとか。こうしたきめ細かいフォロー体制が、派遣スタッフの皆さんから支持され、定着率の高さを実現しているそうです。継続年数が延びれば必然的に提供するサービス品質も上がっていくため、結果として顧客企業の満足度もアップするのだとか。同社が急成長を遂げているのは、こうした取り組みが実を結んでいるからだとわかりました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい派遣スタッフさんの可能性を広げ、働く喜びを提供することに力を注ぐ同社。そんな皆さんの給与計算や勤怠管理などを通して、現場での活躍を支援していくのが事務スタッフです。電話やメールでやり取りをすることも多く、たくさんの方とのコミュニケーションを図る役割を任せてもらえることに、大きなやりがいを感じられると言います。
また実務の中では、案件やスタッフの数が増えていく様子を間近で見ることもできます。そのため「自分の日頃の業務が、会社の成長を支えている」という喜びも実感できるとのことでした。
また実務の中では、案件やスタッフの数が増えていく様子を間近で見ることもできます。そのため「自分の日頃の業務が、会社の成長を支えている」という喜びも実感できるとのことでした。
厳しさ「事務」とは言っても、ただパソコンと向き合っているわけではありません。電話やメールを使った派遣スタッフさんとのやり取りが頻繁にあることも、同社の事務スタッフの特徴です。派遣スタッフの方々に長く働いていただけるよう、その対応方法にも気を配っている同社では、お客様と同じように丁寧に接することが大切とか。忙しいからと言って失礼な対応をしてしまうと、それまで築き上げた信頼関係が崩れてしまうかもしれません。
この仕事の向き&不向き
向いている人シンプルな内容の仕事が多く、パソコンを使った入力さえできれば特別なスキルは必要ありません。それに、入社後の先輩たちからのサポート体制も万全。「事務も、正社員になるのも初めて」という方に、ピッタリの仕事です。
向いていない人勤怠の確認や各種の手続きを進めるために、派遣スタッフさんと電話でやり取りすることもよくあります。「一人で黙々と事務作業をしていたい」と考えている方では、入社後にギャップを感じてしまい、長く続けていくことが難しいでしょう。