取材から受けた会社の印象
様々な美術イベントを手がける同社。その規模について伺ったところ、小さなギャラリーで行なうこともあれば、東京芸術劇場などの大きな会場や海外の大使館、中には宮殿で開催したこともあるという回答が。様々な芸術系の団体と繋がりがあるため、イベントにはその団体の広報をチェックしている芸術ファンの方々が集まりやすいそうです。また、海外では官公庁とタッグを組んで”国公式”の展覧会を開催するとのこと。そのため、多くの方に来場いただけるのだとお話されていました。
ちなみに、今は海外イベントは自粛しているそうですが、同社ではイベントの他、美術系の電子書籍の編集・出版事業なども手がけているのだそう。そのため、経営体制には大きな影響はないとのことでした。芸術の発展のため、様々な活動を行なう同社。将来にも期待が持てる会社だと感じました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい■芸術家の作家人生に伴走する醍醐味を感じられる。
芸術家の方々とは、はじめはイチから関係構築することになりますが、徐々に色々なイベントにリピート出展してくださるほど、仲を深めていけるのだそう。イベントの数を重ねるごとに芸術家の作品が増えていくのを見ると「作品づくりに伴走しているんだな」としみじみ思うのだそうです。
また、芸術家の中には「第一線で活躍できるように実績を作りたい」と夢を持つ若手芸術家もいます。そんな方の作品が、イベントを通して高く評価されたり、海外イベントで受け入れられたりすることも。そんな時は「出展を提案して良かった」と胸が熱くなるのだとお話されていました。
芸術家の方々とは、はじめはイチから関係構築することになりますが、徐々に色々なイベントにリピート出展してくださるほど、仲を深めていけるのだそう。イベントの数を重ねるごとに芸術家の作品が増えていくのを見ると「作品づくりに伴走しているんだな」としみじみ思うのだそうです。
また、芸術家の中には「第一線で活躍できるように実績を作りたい」と夢を持つ若手芸術家もいます。そんな方の作品が、イベントを通して高く評価されたり、海外イベントで受け入れられたりすることも。そんな時は「出展を提案して良かった」と胸が熱くなるのだとお話されていました。
厳しさ■最初は、地道な電話営業が続きます。
「美術イベントの提案営業」と聞くと華やかで面白そうな仕事をイメージするかと思いますが、実際は地道な努力の連続。イベントの出展料は芸術家本人に負担してもらうこととなるため、出展を快諾してくれる芸術家の方は稀なのだそうです。1日100件ほどは新規営業の電話をかけなければならないとのことでした。説明を聞いた瞬間に断られたり、時には電話口で厳しい叱責を受けたりすることもあるのだそうです。
「美術イベントの提案営業」と聞くと華やかで面白そうな仕事をイメージするかと思いますが、実際は地道な努力の連続。イベントの出展料は芸術家本人に負担してもらうこととなるため、出展を快諾してくれる芸術家の方は稀なのだそうです。1日100件ほどは新規営業の電話をかけなければならないとのことでした。説明を聞いた瞬間に断られたり、時には電話口で厳しい叱責を受けたりすることもあるのだそうです。
この仕事の向き&不向き
向いている人まだ広く知られていない芸術家を発掘し、活躍の場を提案する仕事です。「自分の手で、誰かの人生や社会を変えていける壮大な仕事がしたい」という方におすすめです。また、芸術家の方々によって年齢や置かれている状況は様々なため「相手に合わせたコミュニケーションが取れる方」は向いています。
向いていない人芸術家の方々に電話でコツコツとアプローチするのが主な仕事です。「地道な仕事はしたくない」「1度の失敗を引きずりがち」という方には向きません。