取材から受けた会社の印象
3名の社員さんにお話をお聞きしたところ、共通して口にされていたのが「働きやすさ」。同社は社員一人ひとりに裁量を委ねており、基本的に自由に仕事を進めることができるそうです。担当物件の管理や対応がきちんとできていれば、細かく行動を指示されたり、逐一報告が必要だったりということもない様子。自分のペースで仕事を進められるので、非常にやりやすいとのことでした。
そこまで裁量を持たせられるのも、社員が全員中途入社で、年齢層も40代半ばが多いという成熟した組織だからなんです。特に業界経験がある方からすれば、ここまでの自由度の高さは魅力でしょう。
取材に応じてくださった3名とも、仕事とプライベートの両立を目指して同業界から転職してこられたそうで、仕事をしやすいピッタリの環境を手に入れたと話してくださいました。新しく入る方も、伸び伸びと働ける環境の良さを感じられるのではないでしょうか。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがいいつまでも快適に暮らすには、常に先を見すえた対策が必要です。管理組合総会や理事会で、マンション管理フロントとしての長年の知見を活かした提案をお願いされる場面も、少なくありません。例えば最近は、防犯カメラなどを設置するマンションも多いそうです。自分のアイデアひとつで、より価値ある物件へと育てられるうえに、それらがすべてカタチとなって残っていくことこそ、この仕事の醍醐味と言えます。
厳しさ居住者全員が気持ちよく快適に暮らすには、一定の規則が必要です。一方で、そのルールに不満をお持ちの方や守っていただけない方も、時にはいらっしゃいます。こちらからのお願いに、強い口調でお叱りを受けることもあるかもしれません。そんな時も、ありがたいご意見として受け止める姿勢が求められます。
この仕事の向き&不向き
向いている人居住者のみなさんや組合の方はもちろん、工事を依頼する業者の方まで、さまざま立場の方と関わり合いを持つ仕事です。相手に合わせたコミュニケーションを意識でき、好感を持っていただける明るい対応のできる方が向いています。
向いていない人日常的なお困りごとやトラブルにできる限り早く・誠実に対応することで、居住者との間に信頼関係が生まれます。相手の状況を考えず、マメな対応ができない方は向いていないでしょう。