取材から受けた会社の印象
「温浴施設の運営を請け負う土地活用事業」と聞いて、珍しいビジネスモデルだなと感じた取材者。聞けば社長は以前から温浴施設の開業コンサルタントとして活躍してきた「お風呂のプロ」。なんと過去には、某有名TV番組で温泉についての知識を競い合い、チャンピオンに輝いたこともあるのだとか。そんな社長が率いる同社のビジネスの、今後の展望について伺いました。
「昨年オープンした自社所有の新店を皮切りに、今後はより積極的に運営店舗を増やしていきたいと考えています」とお話しくださったのは採用担当の貝瀬さん。上場を目指しており、温浴施設の拡大や社内の働く環境も整え始めているそうです。休日に関しても、従業員の方が、きっちり年間や月間のお休みを取得するように推奨しています。豊富なノウハウによって多数の温浴施設を黒字化させてきた実力を持つ同社が、今後どのように展開していくのかが楽しみです。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい販売する商品や、開催するイベントなど現場スタッフに大きな裁量が与えられています。店舗では毎日、お客様と接するので自分達のアイデアに対する反応が直に分かるのが嬉しいそうです。常連のお客様は週5回と、ほとんど毎日来店される方も珍しくありません。独自の仕入れルートなどから新しい商品を随時仕入れておくと「毎日、違うものがあるからつい買っちゃうわ」とお言葉をいただけることもあるそうです。
厳しさ温浴施設には本当にたくさんのお客様がいらっしゃいます。中には1日あたり1000人~2000人ものお客様が訪れる店舗も。お客様をお待たせしないためにも、開店などのスケジュールは厳守しなければなりません。トラブルなどで準備が滞ってしまったときなどには、かなり大きなプレッシャーを感じるのだとか。
この仕事の向き&不向き
向いている人自由なアイデアでお店づくりができるところがこの仕事の面白さの1つ。新しいことに積極的に挑戦できる方は活躍できるでしょう。そうした気持ちをお持ちの方は、仕事の覚えもとても早いですし、責任あるポジションにも積極的に挑戦しているそうです。入社して活躍している人の中には元飲食業界の人や料理人出身の方もいらっしゃいます。
向いていない人温浴施設の運営は「接客業」。来店されるお客様に癒しと、楽しさを提供することがミッションです。接客・サービス・イベントのどの面においてもお客様目線を持つことが大事。相手の立場で物事を考えられない方は向いていません。