取材から受けた会社の印象
放課後デイサービス施設「スイミーフレンズ」は、もともと介護用品の開発販売・高齢者施設への出張メガネ販売などを手がけていたグループ会社が「うみのかぜ」を設立し、立ち上げた事業です。着実に保護者からの信頼を得て、事業は年々拡大中。2019年11月にオープンした「スイミーフレンズ本牧」も好調で、利用希望の方が増え続けているのだとか。
取材で印象的だったのは、前職で高校生の障がい者支援を行なってきた方の話です。高校生は既に人格が形成されていることも多く、「人格形成される前のもっと小さい頃から、育成に関わっていきたい」と考え、同社に転職されたそう。転職後の現在は、「社会で生きていけるような素養や人間性が身につく」ようなプログラムの作成や指導に力を注いでおられます。人の心がつくられていく過程に関われる、高い使命感を覚える仕事だと感じました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい■子どもたちの成長を見守る喜びがあります。
漢字が書けるようになったり、挨拶ができるようになったり、人の気持ちを考えられるようになったり…自分たちの毎日のサポートを通じて、できなかったことができるようになっていく過程が垣間見えると、喜びを感じられるそうです。
たとえば、ダウン症で話していることが聞き取り辛かった子どもが、歌や発声練習を繰り返すことで、しっかりした声が出るようになることも。子どもたちの成長に対して、お見送りや面談の際に親御さんから感謝の声をもらったり、「明日は何をするの?」と施設で過ごす時間を楽しみにしている様子の子どもたちを目にしたとき、大きな喜びを感じるとのことでした。
漢字が書けるようになったり、挨拶ができるようになったり、人の気持ちを考えられるようになったり…自分たちの毎日のサポートを通じて、できなかったことができるようになっていく過程が垣間見えると、喜びを感じられるそうです。
たとえば、ダウン症で話していることが聞き取り辛かった子どもが、歌や発声練習を繰り返すことで、しっかりした声が出るようになることも。子どもたちの成長に対して、お見送りや面談の際に親御さんから感謝の声をもらったり、「明日は何をするの?」と施設で過ごす時間を楽しみにしている様子の子どもたちを目にしたとき、大きな喜びを感じるとのことでした。
厳しさ■臨機応変な行動が求められます。
障がいを持つ子どもたちは、コンディションを崩しやすいため、日頃からわずかな変化に敏感になる必要があります。外出時は気をはることも多く、正しい障がいの知識を身につけ、さまざまな症状や対応法を理解し、臨機応変に行動することが求められます。
ときには、すぐに手を貸してあげたり、助けてしまった方が早い、と思うこともあるかもしれません。ですが、そこはグッとこらえて見守らなければなりません。あくまで利用者の自立をサポートしていく仕事だということを忘れてはなりません。
障がいを持つ子どもたちは、コンディションを崩しやすいため、日頃からわずかな変化に敏感になる必要があります。外出時は気をはることも多く、正しい障がいの知識を身につけ、さまざまな症状や対応法を理解し、臨機応変に行動することが求められます。
ときには、すぐに手を貸してあげたり、助けてしまった方が早い、と思うこともあるかもしれません。ですが、そこはグッとこらえて見守らなければなりません。あくまで利用者の自立をサポートしていく仕事だということを忘れてはなりません。
この仕事の向き&不向き
向いている人■子ども好きな方
小学生から高校生までの利用者を支援するため、子ども好きな方に向いています。相手に合わせたコミュニケーションが取れる方、明るい対応ができる方は、活躍できるでしょう。
小学生から高校生までの利用者を支援するため、子ども好きな方に向いています。相手に合わせたコミュニケーションが取れる方、明るい対応ができる方は、活躍できるでしょう。
向いていない人■同じ仕事だけを繰り返したい方
利用者一人ひとりに異なる対応が求められるため、臨機応変な対応ができない方、同じ仕事だけを繰り返したい方には不向きです。また、自立をサポートする仕事ですから、忍耐強さに欠ける方にも不向きです。
利用者一人ひとりに異なる対応が求められるため、臨機応変な対応ができない方、同じ仕事だけを繰り返したい方には不向きです。また、自立をサポートする仕事ですから、忍耐強さに欠ける方にも不向きです。