取材から受けた会社の印象
「人の役に立つ仕事がしたい」「未経験だけど、介護の仕事に興味がある」。そうした仕事のやりがいに興味を持つ方の中には、「介護は残業が多くて大変そう」「体力的に厳しそう」とマイナスのイメージを抱く方もいるかと思います。
そこで、働きやすさについて伺ったところ、「当法人は職場環境の改善に積極的に取り組んでいます」とのお答え。例えば、介護ロボットやICTタブレットなどを導入し体力的な負担を軽減。また、採用担当の方と職員との面談を1~2ヶ月に1回実施。仕事のことはもちろん、将来のキャリアや家庭の悩みまで何でも相談できる場を設け、ストレスなく働けるようサポートしているとのこと。さらに、パートや外国人スタッフの採用も強化。シーツ交換などの定型業務を任せることで、職員が入居者様にしっかり向き合えるようにしているそうです。職員の働きやすさを大切にしている同法人なら、安心して介護デビューできそうだと感じました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい「信貴山の豊かな自然に囲まれながら、我が家にいるように笑顔で過ごして欲しい」といった想いから、様々な取組みを行なっている同法人。例えば、おやつの時間にはみんなでフルーツサンドイッチを作ったり。地元の高校生による演奏会を開催したり。こうしたイベントやレクリエーションをすることで、最初はすぐ帰りたがっていた入居者様の表情が明るくなり、「ずっとここにいたい」と言っていただけることもあるそうです。2020年は世の中の状況からイベント開催が難しくなりましたが、「花見ができないから、写真を壁に飾ろう」と、壁に四季折々の写真を装飾したのだとか。入居者様の喜ぶ顔が見られて職員も嬉しかったのだと、仰っていました。
また、最近はICTタブレットを使ったオンライン面会を実施しており、「家族の顔が見れて良かった」「今は便利な時代になったもんやな」など、とても喜ばれているそう。こうして利用様のイキイキとした姿を目の当たりにした時、そして感謝の言葉を貰えた時に、大きな達成感を味うことができるでしょう。
また、最近はICTタブレットを使ったオンライン面会を実施しており、「家族の顔が見れて良かった」「今は便利な時代になったもんやな」など、とても喜ばれているそう。こうして利用様のイキイキとした姿を目の当たりにした時、そして感謝の言葉を貰えた時に、大きな達成感を味うことができるでしょう。
厳しさ同法人が運営する「特別養護老人ホームピュア」は、身体が不自由な方や認知症の方など、様々な症状の方が利用されています。例えば、認知症の方は一日に何度も同じ質問をされることがありますし、気持ちが不安定な時には厳しい言葉・乱暴な言葉を吐かれることも。その際は「自分の接し方が悪かったのだろうか」と落ち込んでしまうこともあるそうです。また、身体が不自由だったり足腰が弱ったりしている方は、ちょっとした段差などで転倒してしまう危険性も。「一歩間違えれば生死に関わる可能性もあるので、一瞬たりとも気を抜けません」と、スタッフの方は仰っていました。
この仕事の向き&不向き
向いている人気持ちよく一日の仕事を始められるよう、スタッフ同士で元気に挨拶したり。入居者様の心身の状態を、引継ぎ時にしっかり共有したり。誰かが忙しそうにしていたら、さり気なくフォローしたり。同法人では、正職員・パートが協力しあいながら日々の仕事を進めているそうです。「チームワークを大切にできる方」「コミュニケーションをしっかり取れる方」に向いています。
向いていない人現在、業務改善を進めている同法人。例えば、最近では介護記録の管理用にICTタブレットを導入したそうですが、「私はずっと手書きだったから」と今までのやり方に固執しすぎることはNG。変化に柔軟に対応することが求められます。「ずっと同じ環境で、ルーティンワークをしていたい方」には向いていません。