取材から受けた会社の印象
上場企業や銀行をはじめとする200社以上の取引先に向けて、車両運行管理サービスを提供している同社。大手企業との取引が中心で、社長や役員クラスの方など、企業の中でも重要なポストを担う方の送迎を多く手がけています。
車両運行管理サービスは請負業だからこそ、コンプライアンスの管理が徹底されているそう。そのために同社が業界に先駆けて導入したのが、運行管理ITネットワークシステム「FIRST-RUNS(R)」です。このシステムにより、運行計画から、万一の事故の処理まで、トータルサポートが可能に。そのため、お客様はドライバーの採用や育成にかかるコストを削減できるのはもちろん、運行管理の手間もなくなります。万が一、事故が発生した際の対応も全て任せることができるのです。取材を通して、同社が選ばれ続ける理由を知ることができました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい大手企業の社長や役員の方々を送迎しますが、日頃は言葉を交わす機会はさほど多くはありません。その分、ふとした瞬間に声をかけられると、嬉しくなるそうです。「いつもありがとう」とお礼を言われたり、「今日は天気も良いし、ゴルフ日和だね」と何気ない会話を振られたりすることも。普段は陰から支える役割に徹している分、話しかけられると、信頼していただけているのだと感じられるそうです。
厳しさ目的地までのルートに関する知識が不足していたばっかりに、時間に遅れてしまうこともあるそう。そういった事態が発生したら、本部に連絡し、本部のスタッフよりお客様に向けて謝罪の連絡を行なうという決まりになっています。とはいえ、到着の遅れによって後のスケジュールはズレてしまいますし、アポイントに遅れたのであれば、お客様の信用に傷をつけかねません。安全に十分配慮した上で、予定通りに到着できるよう、常に緊張感を持って取り組まなければならない厳しさがあります。
この仕事の向き&不向き
向いている人役員の方は車内でも仕事をしている場合がほとんど。また運行管理はシステムで行なうので、コミュニケーションを取る機会はあまりありません。静かに働きたい方に向いている仕事です。また、同社では、定年まで勤務される方も少なくありません。腰を落ち着けて働きたい方にぴったりです。
向いていない人役員専属のドライバーとして運転を担当するので、安全への意識を高く持つ必要があります。注意力が低い方や、周囲に気を配って行動できない方には向かないでしょう。