取材から受けた会社の印象
入隊後は生活隊舎での共同生活になります。実際にどう過ごしているのか伺いました。
隊員は4名~6名の部屋で生活し、朝6時過ぎに起床。仕事は8時15分から17時までで、あとは自由な時間です。食事やお風呂、翌日の身支度を済ませ、23時頃に消灯。隊舎には各部屋以外に食堂、トイレ、乾燥室、MTGルーム、入浴施設、体育館、売店があるそう。普段の生活には困りませんし、外出許可を得て自由行動も可能。先輩や後輩と一緒に出かけたり、スポーツを楽しんだりもしているようです。
自衛官に対して「厳しそう」と思う方は多いですが、取材の中でそれほど不自由さがないことを知りました。また体力面も、簡単なトレーニングから始めて慣らしていくため、「体力がついていかない」と辞めてしまう隊員はほとんどいないそう。また女性の採用も増加中。イメージが先行しがちな仕事ですが、良い意味でのギャップを多々感じることができました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい災害派遣や国際平和協力など、基本的にどこかの地域に派遣されて任務を行ないます。そのため地域の方から感謝されることも多く、大きなやりがいを感じられるそう。「頑張ってください」や「いつもありがとう」と言ってもらえたり、任務を終えて地域を離れる時、横断幕を準備してくれたり、手紙やお花をもらったり…じーんとこみ上げるものがあったそうです。
また取材に応じてくださった白岩さんは、人道復興支援のためイラクに派遣された経験があるとのこと。現地では、普通科隊員として復興支援に携わっていたそうですが、言葉の通じない場所でも、子供たちが手を振ってくれたり、笑顔で接してくれたり、人と人とのあたたかいつながりを感じ、こちらの方が元気をもらうとともに国際平和と安定に自らが携っていることを実感し、おおきなやりがいを感じたとのことです。
また取材に応じてくださった白岩さんは、人道復興支援のためイラクに派遣された経験があるとのこと。現地では、普通科隊員として復興支援に携わっていたそうですが、言葉の通じない場所でも、子供たちが手を振ってくれたり、笑顔で接してくれたり、人と人とのあたたかいつながりを感じ、こちらの方が元気をもらうとともに国際平和と安定に自らが携っていることを実感し、おおきなやりがいを感じたとのことです。
厳しさ日々の訓練とは別に、万が一、危機的状況のもとに行動しなければならなくなったときのことを見据え、想定しうる最もツライ状況の中で訓練を行うこともあるそうです。一例では「4時間睡眠/食事は缶詰だけ/風呂なし」といった過酷なもの。数日間に及ぶテント生活を送るというようなこともある様で、身体的・精神的な負担を感じるかもしれません。
この仕事の向き&不向き
向いている人◎正義感の強い方
平和を守ることが自衛隊の大きな役割。「自分が日本や国際社会の平和を守るんだ」という正義感をお持ちの方にはぴったりの仕事です。
◎人に喜んでもらえる仕事がしたい方
自分の仕事が誰かを助け、誰かの笑顔に必ずつながります。そのため、人の役に立ちたい、誰かに喜んでもらえることにやりがいを感じる、という方に向いています。
平和を守ることが自衛隊の大きな役割。「自分が日本や国際社会の平和を守るんだ」という正義感をお持ちの方にはぴったりの仕事です。
◎人に喜んでもらえる仕事がしたい方
自分の仕事が誰かを助け、誰かの笑顔に必ずつながります。そのため、人の役に立ちたい、誰かに喜んでもらえることにやりがいを感じる、という方に向いています。
向いていない人▲協調性のない方
入隊後はずっと共同生活となります。一人で任務にあたることはありません。隊員が協力し合ってこそ任務が遂行できるので、和を乱す方や、仲間を大事にできない方、周囲が見えなくなってしまう方には向いていないでしょう。
入隊後はずっと共同生活となります。一人で任務にあたることはありません。隊員が協力し合ってこそ任務が遂行できるので、和を乱す方や、仲間を大事にできない方、周囲が見えなくなってしまう方には向いていないでしょう。