取材から受けた会社の印象
今回取材させていただいたのは、「防災設備機器の総合商社」として卸売業を展開する「株式会社ワールド」様。防災設備機器ということもあり安定した需要が見込める商材ですが、業績好調の理由はそれだけではありませんでした。
その理由は、「メーカーや設備工事業者から厚い信頼があるから」だそうです。それも、創業者が元々メーカーの出身で、技術屋としてさまざまなお客様とのつながりを構築してきたからとのこと。さらに、営業社員がお客様とできるだけ近い距離でお付き合いをしていくことで、信頼関係が維持できているとのことでした。創業当時からのずっとお付き合いをしているお客様も多く、現在は500社以上の企業との取引があり、なお拡大中と聞きました。こんな安定感のある同社でなら「腰を据えて長く安心して働くことができそう」だと感じられた取材でした。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがいメーカーと取引先の間に立ってやりとりを行なうなかで、メーカーからは製品を適切に案内したことを、取引先からは建物に設置可能な製品を調べてくれたことを、双方から感謝されるそうです。
厳しさ取り扱う商品は1000種類ほどあり、膨大です。「何に使われるものなのか」「建物の構造上、設置可能なのか」「どんな配線が必要なのか」など幅広く知識を身に付ける必要があります。また、新製品も取り扱っていくため、カタログなどで製品について勉強し続ける努力が求められます。
この仕事の向き&不向き
向いている人お客様へのフォローや、関係構築のためには、専門知識を身に付ける必要があるため、コツコツと仕事ができる方や、勉強が苦でない方、コミュニケーションが得意な方に向いている仕事と言えるでしょう。
向いていない人ミスにより顧客からの信頼を失ってしまうこともあるため、大雑把な方には向いていません。