取材から受けた会社の印象
同社の人材紹介事業では、元々は飲食店向けの人材紹介も行なっていたそうです。しかし、昨今の状況を受けてスーパーの生鮮売場で働く人材紹介にサービスの軸をシフト。現在は95%が小売店への紹介になっているのだとか。時流を読み、生き残るための戦略をきちんと行なっていることが印象的でした。
また同社では、個人宅に市場直送の生鮮食品が届く通販サービス『perrot』や魚のセレクトショップ『sakana bacca』など、一般消費者向けのビジネスを行なっています。『perrot』は民放キー局のニュース番組などにも取り上げられ、この状況下でもしっかりと売上を作れているそうです。
同社が掲げるテーマは「テクノロジーを活用して、生鮮流通のプラットフォームを構築する」という大きなもの。一時的に感染症の影響を受ける可能性はありますが、長期的には求められていくサービスだといえます。同社の今後が楽しみに感じました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい■自分の成長を感じられます。
企業と求職者のご縁を結べる件数は、コツを掴めば掴むほど増えていきます。というのも、求職者の希望と企業の提示する条件が必ずしもピッタリ合致するとは限らないから。お互いの希望を受け止めつつ、調整するところは調整する…という行動を起こすのが、人材コーディネーターとして活躍するためのコツなのだとか。例えば求職者の方に「ご希望の給与額には少し届かないのですが、その分色々な食材の仕込みを経験できるので、スキルが磨けます」と提案することも。「確かに、条件だけじゃなくて仕事を通した成長も大事ですよね」と求職者の方に気づきを与えられることもあり、そういった時に自身の成長を感じられるそうです。
■自分たちで組織を作っていくことができます。
事業部のユニット長が参加せず、メンバーだけで運営する「ボトムアップミーティング」が昨年からスタート。すでに「契約済みの企業のフォロー担当を見直して、工数を削減する」「リモートワークで交流が少なくなってしまったので、出社日の朝に30分とりとめないことを話す時間を作る」といった意見が形になっているそうです。事業や組織をもっとよくするためのアイデアを気軽に提案でき、そのアイデアが形になりやすい環境があるので、自分たちで組織を作っていく手応えを感じながら働けるでしょう。
企業と求職者のご縁を結べる件数は、コツを掴めば掴むほど増えていきます。というのも、求職者の希望と企業の提示する条件が必ずしもピッタリ合致するとは限らないから。お互いの希望を受け止めつつ、調整するところは調整する…という行動を起こすのが、人材コーディネーターとして活躍するためのコツなのだとか。例えば求職者の方に「ご希望の給与額には少し届かないのですが、その分色々な食材の仕込みを経験できるので、スキルが磨けます」と提案することも。「確かに、条件だけじゃなくて仕事を通した成長も大事ですよね」と求職者の方に気づきを与えられることもあり、そういった時に自身の成長を感じられるそうです。
■自分たちで組織を作っていくことができます。
事業部のユニット長が参加せず、メンバーだけで運営する「ボトムアップミーティング」が昨年からスタート。すでに「契約済みの企業のフォロー担当を見直して、工数を削減する」「リモートワークで交流が少なくなってしまったので、出社日の朝に30分とりとめないことを話す時間を作る」といった意見が形になっているそうです。事業や組織をもっとよくするためのアイデアを気軽に提案でき、そのアイデアが形になりやすい環境があるので、自分たちで組織を作っていく手応えを感じながら働けるでしょう。
厳しさ■試行錯誤の連続です。
感染症の影響により、企業の採用の形が変わってきています。同社がこれまで築いてきたゴールデンパターン(うまくいく営業手法)も通用しなくなってきているため、これまでやってみなかったことに挑戦する姿勢が求められるそうです。マニュアルに囚われず、社会の変化に対応して自分を変えていったり、正解がない中で模索し続けたりする大変さがあるでしょう。
■求職者から信頼を得るのは、簡単ではありません。
求職者の方との面談は、基本的に電話で行なうことになります。相手の表情が見えないため「今、相手がどんなことを思っているのか」を感じ取りにくく、心を開いてもらうためのコミュニケーションを行なうことも難しいそうです。「早口で話しているから、今は忙しいのかな」「あまり積極的に話さない様子だけど、なにか不安があるのかな」など、対面で話す以上に相手の心情を察する必要があります。時にはコミュニケーションがうまく行かず、急に着信拒否されてしまう…なんてこともあるのだとか。
感染症の影響により、企業の採用の形が変わってきています。同社がこれまで築いてきたゴールデンパターン(うまくいく営業手法)も通用しなくなってきているため、これまでやってみなかったことに挑戦する姿勢が求められるそうです。マニュアルに囚われず、社会の変化に対応して自分を変えていったり、正解がない中で模索し続けたりする大変さがあるでしょう。
■求職者から信頼を得るのは、簡単ではありません。
求職者の方との面談は、基本的に電話で行なうことになります。相手の表情が見えないため「今、相手がどんなことを思っているのか」を感じ取りにくく、心を開いてもらうためのコミュニケーションを行なうことも難しいそうです。「早口で話しているから、今は忙しいのかな」「あまり積極的に話さない様子だけど、なにか不安があるのかな」など、対面で話す以上に相手の心情を察する必要があります。時にはコミュニケーションがうまく行かず、急に着信拒否されてしまう…なんてこともあるのだとか。
この仕事の向き&不向き
向いている人同社は世の中の変化に柔軟に対応し、新しいことに次々と挑戦するベンチャーです。「新しい挑戦に前向きに取り組める方」「変化や成長を好む方」だと、同社の風土にマッチしそうです。また同社では、人手不足に悩む企業や食に関わる仕事を探す専門人材など、さまざまな方と主体的に関わりながら仕事を進めることになります。「人と関わることが好きな方」が活躍できるでしょう。
向いていない人ヒアリングシートやトークスクリプトなど仕事を進めるためのマニュアルは整っていますが「マニュアル通りにやっていれば満足」というタイプの方には不向きです。一通りの仕事を回せるようにはなりますが、それでは成長に繋がりません。また、チームワークを大切にしているため、ひとりで仕事を進めたい方も不向きでしょう。