取材から受けた会社の印象
同社の売上高は300億円を超えています。堅実な経営のヒミツに迫りました。
その答えの一つが、事業の幅広さです。同社は、肥料や家庭園芸用品の卸売りで国内トップクラスのシェアですが、それ以外にも、住宅設備用品の卸売り、アジアを中心とした作物の販売や原料の輸入販売と、幅広く展開しています。近年は、同社初の小売事業として、フラワーショップ『華の蔵』の店舗を展開。新たな分野へも挑戦しています。
いずれの事業も業績は好調で、仮に一つの事業が傾いても他の事業でカバーできるような体制を整えているだけに、より経営基盤は盤石です。また、国内に物流ネットワークを築いて日本全国をカバーしており、豊富な在庫を管理でき、配送もスピーディに行なえます。メインとなる卸売り事業については、こうした点も強みに顧客から依頼が絶えないそう。安定性の根拠を伺えました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい得意先の売上アップのための商品提案や売り場のレイアウト構成などを考えるのが面白い。そして成果が目に見えてわかる為、実際に考えた提案が通った時はやりがいに感じます。また部署の皆と協力して進めてはいますが、何億・何十億という数字が売り上げとして上がってくるため貢献度の高さを実感できます。
厳しさ売れ筋商品や鉄板商品などはもちろんあるものの、商品の幅は広くアイテム数も多数あるため、もちろん基本的なことは入社後の勉強会や研修にて学びますが、商品知識を身に付けるのはやはり大変だそうです。
この仕事の向き&不向き
向いている人お客様となる量販店やホームセンターの担当者はもちろん、一緒に仕事をする同僚など様々な立場の人とやりとりをすることになります。そのため、コミュニケーションをとることや信頼関係を築くことを大切にできる方に向いています。
向いていない人ネガティブ・マイナスに考えてしまう方、引きずってしまう方には向いていません。また、さまざまな地域の顧客とやり取りする場合もあるため、柔軟で適切なコミュニケーションを取ることが苦手な方は向いていないでしょう。