取材から受けた会社の印象
千葉県千葉市に拠点を構え、地域の医療を支えてきた「みつわ台総合病院」。救急医療にも数多くの実績を残しており、千葉市の中でも有数の総合病院として、地域の方々からの信頼を集めています。「医療に関わる仕事」ということで、「緊張感のあるピリピリとした職場環境なのでは?」と考えていた取材者。しかし、実際に訪れてみると和やかな雰囲気の中仕事をされているのが印象的でした。
採用担当の方に伺うと、スタッフの仲はとてもよいとのこと。休憩中も食堂へ一緒にお昼を食べに行ったり、プライベートの悩みを相談しあったりしているそう。「何か特別なことをしているわけではないんです。でも、昔からスタッフ同士がお互いのことを気づかいあう風土が当院にはあるんですよね」と、採用担当の方も話していました。制度としての働きやすさはもちろん、こうした人間関係のよさが、平均勤続年数10年以上という数字に繋がっているのではないでしょうか。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい外来の会計時や院内の案内をする際など、患者様とお話をする機会も多いポジションです。定期的に来院される患者様に「最近顔色が良くて、安心しました」と話しかけたり、会計内容について丁寧に説明したり。そうした何気ない対応で、患者様に安心感を与えることができます。特にお年寄りの方などは自分の病気に不安を持っている方も多いので、「いつも親切にしてくれて、ありがとうね」と毎回お礼を伝えてくださる方もいるそう。こうした患者様との心温まるやり取りが、日々の仕事を続けるモチベーションになるとのことでした。
厳しさ入社後は、医療業界ならではのたくさんの専門知識を身につけていくことになります。病名から手術の名前、カルテの見方、診療報酬点数の計算の仕方など、多くの勉強が必要となるでしょう。また、保険手続きなどについては、法律が変わればその都度新たに勉強しなおす必要があります。そうした専門知識のすべてを業務時間に一つひとつ教えていくことは難しく、空き時間に自分でテキストなどを見て学び、わからない点を先輩社員に聞き…といった努力が必要となります。教えてもらうのをただ待っているだけでは、独り立ちは到底難しく、なかなか仕事を任せてもらえないでしょう。
この仕事の向き&不向き
向いている人患者様を待たせることなく、スムーズで安心できる診療を提供するためには、医師や看護師、他の事務スタッフとの連携が欠かせません。そのため、「チームワークを大切にしながら働きたい」という方に向いています。
向いていない人事務処理だけではなく、患者様と直接話す機会も多い仕事です。「気持ちのよい挨拶や対応ができない」「人と接することが苦手」という方には向いていないでしょう。