取材から受けた会社の印象
取材で印象的だったのは、社員同士の交流を深めるためのユニークな取り組みについて。一般的な企業のようにエンジニアを部門ごとに分けてしまうと、「お互いがどのような業務に携わっているのかを知らない」ということはありがちです。しかし、より良いシステムをスムーズに作っていくためには、社員同士のコミュニケーションは必須。そこで同社では、社員の発案で「年2回の席替え」を実施するようになったそうです。
その結果、ここ最近はシステム開発エンジニアとインフラ・ネットワークエンジニアの垣根がなくなってきており、相乗効果を生み出しているとのこと。例えばWebページの円滑なパフォーマンスを実現するために、最適なサーバ環境を整えるといった技術の共有が行なわれています。デスクやPCに向き合うだけでなく、仕事を本質的に捉える。そんな同社であれば、一人のエンジニアとして立派に成長できそうだと感じました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい100%直接取引の案件だからこそ、上流工程から導入まで、自由度が高めです。言われたことを言われたままにやる仕事は少なくなっています。勿論、自分ひとりですべて責任を持つわけではありません。社内のプロジェクトメンバーと意見や考え方を共有しながら進められるからこそ、質の高いものを提供できると考えています。また、お客様に喜んでいただけたときの達成感も大きくなります。
厳しさお客様と直接話し合って要件定義をしたり、OJT担当として後輩社員を育成したりする中でも、ゆくゆくは、より幅広い業務を担当することになります。常に「成長」が求められる職場ですので、日頃の学習量は自ずと増えていくでしょう。良いアウトプットを持続するためには、自分で時間をとってインプットを増やしていく必要があります。
この仕事の向き&不向き
向いている人「色々な分野に興味のある方」「自社内で働きたい方」「誰かに喜んでもらえる仕事がしたい方」「アイディアを自ら発信したい方」「仕事の幅を広げたい方」「コミュニケーションが好きな方」「ずっと仕事を続けたい方」には向いています。
向いていない人「お客様と会話をするのが苦手な方」「ひとりでモクモクと仕事をしたい方」「チームで働くことが苦手な方」「自分のスキルアップが目的の方」は会社の文化とはあわないでしょう。