取材から受けた会社の印象
最近、日本でも普及してきたシェアハウス。入居者間のコミュニケーションを促進するタイプからプライバシーを重視するタイプまで、さまざまなシェアハウスが生まれています。同社が運営するのは、前者のコミュニケーション促進型とのこと。だからこそ、仕事では入居者同士の人間関係まで考えて配慮することを大切にしているそうです。
たとえば、新規物件で初めて入居者が集まった日は、親交を深めやすいよう同社が費用を負担してパーティーを主催するのだとか。スタッフが参加しないパーティーも、写真を送ってもらうので、自分が手がけた部屋で楽しそうに過ごす入居者の方を見ると嬉しくなるとのこと。また、既存の物件に入居希望の問い合わせがあったときは、その方と入居者の相性をチェックするのだそう。他人同士が同じ屋根の下で暮らすことになるので、お互いに快適に過ごせるよう配慮します。普通の賃貸物件とは異なる仕事の面白さがあるでしょう。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがいハウスを気に入って選んでいただき、ハウスで楽しく生活されていることを知った時に一番のやりがいを感じられる仕事です。関東近郊で頑張る人を応援している実感があります。また、会社と一緒に成長できることも魅力の一つでしょう。
厳しさもちろん、年数回は新規物件の企画の仕事がありますが、日々の仕事は既存物件の管理や入居希望者の対応が中心になります。150もの物件を運営しているので「今日は3軒を回って備品補充と清掃して、その後は内見の予定があるから◎◎駅に行って……」と、外出しっぱなしになる大変さがあるようです。また、設備が故障したという連絡があれば駆けつけたり、時には「ルールを守ってくれない人がいる」など入居者間のトラブルの仲裁に入ったりすることも。日々駆け回る忙しさは覚悟が必要そうです。
この仕事の向き&不向き
向いている人お客さまにピッタリの住まいを探すため、コミュニケーションを密に取って動ける方が活躍できるでしょう。また、意欲重視の採用なので未経験でもコーディネートに挑戦できるチャンスもあります。意欲的に様々なことを吸収できる方に向いています。
向いていない人外出の多い仕事ですので、オフィスワークを希望されている方にはギャップが大きいでしょう。日々の運営業務の中では、入居者からの要望に応えたり、入居希望者を物件に案内したりなど、さまざまな人とのコミュニケーションが発生します。人と話すことが苦手な方、抵抗がある方にも向きません。