取材から受けた会社の印象
東京23区の公共機関の案件の中でも、5000万円規模以上の大型案件に特化している同社。ではなぜ大型案件でも、入社して6ヶ月後には、現場代理人をお任せができるのかお伺いしました。
そこからわかったのは、日東電工が23区(特に新宿区)からの絶大な信頼があり技術・社員の成長に丁寧に向き合っているように見えました。
さらに、新入社員への任せ方も丁寧。1現場目は3000万円クラスの工事にベテラン職長とペアでお任せし、新しい環境に慣れてもらうようにしていました。
創業75年で施工実績が200億を超え、国内トップクラスの財務体質(優良申告法人)を持つほど成長しています。歴史にあぐらをかくことなく、20人規模ならではの機動力や柔軟性を残して、更なる改革を進めているようでした。
「1年後にはこんな仕事をしていたい」と自分の考えを持っている人ほどに、嬉しい環境が整っていると言える会社ではないでしょうか。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい地域の図書館やスポーツセンターといった公共施設の工事が多いため、自分の携わった施設が長く残ることが多いようです。同社の場合、新築大型物件の高圧電気の引込はもちろん、電気設備の配線、LED更新まで一括で請け負っています。地域になくてはならない施設のインフラ整備に関わっているということで、知り合いや家族に自慢したくなるほど誇りを持って仕事ができるようでした。
厳しさ作業品質の高さが評価され仕事を受注できているため、確実かつ納期通りに作業ができなければ次回の仕事を受注できない可能性があります。17時以降の作業や土日の作業には制限がかかっているため、スケジュールが後倒しになってしまえば、その遅れは容易には取り戻せません。そのため、遅らせられないというプレッシャーを常に感じながら現場を管理することになるとのことでした。また、現場によっては朝早くから始動することもあるので、朝礼や現場作業員への指示をするために早めに家を出なければいけないこともあるようです。
この仕事の向き&不向き
向いている人確実な作業が求められているので、一つ一つの仕事に丁寧に向き合える方が向いています。分からないことがあれば、同じ現場の社員はもちろん別の場所にいるスタッフも相談に乗ってくださるようなので、自分から相談できる方はご活躍いただけるでしょう。
向いていない人自社の工事スタッフや協力会社の職人、発注主である公的機関の関係者など、今回の仕事は数多くの方とコミュニケーションを取るポジションにあります。それぞれ適切な話し方・伝え方を考えられない方は、適性が無いと言えるでしょう。