取材から受けた会社の印象
2018年7月に第2工場が新設され、2019年10月からは新しい社長が就任したばかりの同社。取材に伺ったのがお昼の時間帯だったのですが、社員の方とパートさんが仲良くランチ中で、和気あいあいとされていたのが印象的でした。
なんでも、普段から皆で協力しながら仕事をしているので、社員とパートの分け隔てがなく、仲が良いんだそう。例えば、納期が迫っている案件がある時は担当に関係なく全員で協力するし、忙しそうな人がいたら「手が空いてるから手伝おうか?」と声を掛け合う。わからないことがあれば気兼ねなく質問し合える。そうした風土が昔から根付いているそうです。皆さんの勤続年数が長いのも、単に給与や休暇面が良いからという理由だけでなく、こうした人間関係の良さが関係しているのだと思うと頷けます。
アットホームな同社でなら「製造業界は初めて」という方もきっとすぐに馴染んでいただけると感じた取材でした。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい同社のバネはスマートフォンや精密機器、工具などに使われており、なんと業界大手の電子機器メーカーにも同社のバネが提供されているんだとか。このように自分たちの手がけたバネが、様々な製品に使われていることにやりがいを感じるとのことでした。また、今回の募集では未経験者も歓迎しているのでイチからバネ製造の知識を身に付けるチャンス。手に職をつけたいという方にとっても、大きなやりがいになるでしょう。
厳しさ製造は全て機械任せではなく、時には細かい手作業でバネを仕上げたり、規格通りになっているかをひとつずつチェックしたり。繊細な作業が多いので、コツコツと作業に打ち込める集中力が求められます。また、集荷作業時には最大で20kgほどの梱包したバネを運ぶことも。女性が多いパートさんでも難なく運べる物量ですが、力仕事が全くないわけではないので注意が必要です。
この仕事の向き&不向き
向いている人ゆくゆくは主任など責任あるポジションもお任せしたいと思っています。「周囲の状況に気が付いて率先して行動できる」「チームで物事を進める協調性のある作業が好き」という方に向いています。
向いていない人一人で黙々と作業をするというよりは、皆で協力しあって仕事を進めていきます。「コミュニケーションを取るのが苦手」「自分のことを優先してしまう我の強さがある」という方は向いていません。