取材から受けた会社の印象
トランスコスモスのように、建設会社のパートナーとして事業を展開している企業は世の中に少なくありません。では、数あるライバル企業と比べて、同社は何が違うのでしょうか。取材で詳しく伺いました。業界では、多くの企業が建設会社から依頼される設計や施工などを手がけることしかしません。しかし、同社は設計や施工などだけでなく、その建設プロジェクトをどのように進めていくのかといった、いわばコンサルティングと呼べるような業務も担っています。そのようなフェーズからプロジェクトに取り組めるのは、35年という長い歴史を通じて培ってきた技術やノウハウがあるからに他なりません。ちなみに、同社は近年、大手の建設会社やシステム開発会社とアライアンスを組み、新しいBIMモデルの構築にも着手しています。確かな強みや成長性、安定性があることも、同社の大きな魅力だと思いました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい入社後はBIMツールの使い方から学ぶことができ、自分が担当するプロジェクトを通じてスキルを磨いていくことができます。建設業界でその活用が期待されるBIM技術を身につけられることに、自身の成長を感じられるでしょう。また、同社の取引先は大手の建設会社ばかり。そのため、その地域で注目されているプロジェクトに携わるチャンスが豊富です。ビッグプロジェクトを完成させていく達成感も味わうことができるでしょう。
厳しさ建設業界において、BIMツールを使った建設事例はまだまだ少ないです。最先端ゆえ、業務においては前例がないケースに直面することが多々あります。そのたびに自分で調べて、お客様からの要望に応えていかなければならない厳しさがあります。
この仕事の向き&不向き
向いている人「最先端技術を身につけたい」「自分の市場価値を高めたい」「将来性のある会社で働きたい」という方に向いています。業績を伸ばし続けている同社では、大手建設会社との仕事でスキルアップできます。
向いていない人「算数や数学が苦手」という方には向いていないかもしれません。建物のモデリングは、入力した数値に注意を払いながら進めていきます。たとえば、明らかに数値がおかしい場合は、誤りに気付けることが求められます。