取材から受けた会社の印象
相続税について多くの実績を持つ同事務所。年間400件以上という数字は、どれくらい多いのでしょうか。実際にお話を伺ってみました。
一説によると、税理士一人あたりの相続税取扱件数は年間1.5件。何十年もの間、看板を掲げていても、相続税の申告経験がほとんど無いということも珍しくないそうです。そのため年間400件以上を取り扱うということは、それだけで希少性が高いとのこと。
また、沢山の実績は信頼につながります。たとえば、土地を相続した申告の場合。依頼した税理士の経験によっては、申告時の土地評価額を高く設定してしまい、結果として相続税を多く払い過ぎてしまうことも…。どの税理士事務所にお任せするかで、支払う金額が変わってしまうのが相続税の難しさ。長年の経験や実績を持つ同事務所が人気を集めているのには納得がいった取材でした。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい日々の業務を通じて、営業や申告スタッフたちからはもちろん、関わる人たち皆から感謝されます。特に営業からは「作ってもらったリストが役立ちました!ありがとう」とお礼と共に嬉しい報告が入ることも。自分の手がけた仕事が誰かの成果につながった時は、手伝ってよかったなと思うことでしょう。
厳しさ相続に関することなど、お客様のデリケートな情報を扱う場合はデータの誤入力に注意が必要です。特に数字に関する間違いは、お客様からの信頼を失いかねません。また、事務所の方針が変わった際には、その都度、柔軟に合わせて動く必要があります。普段から周囲の状況にもしっかり気をくばることが大切です。
この仕事の向き&不向き
向いている人年間休日120日以上で、毎日残業がなく定時には退勤できます。ワークライフバランスを大切にしながら働きたい方にピッタリです。また、ミスがないように気をつけながら、指示通り動ける方は活躍できます。
向いていない人方針が変更されるごとに、柔軟な対応が求められる仕事です。他人の意見を受け止められない方や臨機応変に動くのが苦手な方、自己主張が激しすぎる方には向きません。