取材から受けた会社の印象
設立8年目のベンチャー企業…とだけ聞くと、「安定性は大丈夫なんだろうか」と不安に思う方もいるかもしれません。ただ、それは何の後ろ盾もない企業の話。同社は『株式会社メディアフォース』という基盤を持っています。メディアフォースは、IT企業としては比較的長い30年以上の歴史を持ち、資本金も2億5000万円以上の安定企業。そこから独立して生まれた同社ですが、今も同じフロアで仕事をしながら、社員同士も協力して働いているそうです。
NTTグループや富士通グループといった大手企業グループからも信頼を得ているメディアフォース。そこから安定して仕事を得られていますし、ITの需要は今も拡大中。クオーテックの事業安定性に関しても特に心配する必要はなさそうです。今後、会社としての体制も整えながら、より力をつけていく段階。これからも成長を続けていくだろうな…と感じた取材でした。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがいおそらく一番はじめに感じるのは、「自分のつくったプログラムが動いたとき」の感動ではないでしょうか。取材者である私も、ごくカンタンなプログラムを書いたことがありますが、はじめはエラーが何度も発生して苦戦しました。でも、いつしかエラーがゼロになり、プログラムがスムーズに動くようになる。あの瞬間の感覚は、まさに鳥肌モノです!実際の仕事となれば、プログラムもより複雑になってくるはず。完成したときの感動も、より大きくなっていくに違いありません。
厳しさいくら研修制度が充実しているとはいえ、はじめのうちは慣れない専門用語・アタマの使い方に四苦八苦することになります。覚えるべき知識が膨大なだけに、勤務時間内に全てがおさまらない可能性も。寝る前の時間や出社前の時間も充てながら、知識習得に励むことになるでしょう。コツコツ、着実に取り組むことが最も重要です。
この仕事の向き&不向き
向いている人エンジニアに共通するのは、やはり「何かをつくるのが好き」ということのようです。「自分でつくったモノで人を喜ばせたい」「多くの人に使ってもらえるモノをつくりたい」といったタイプの方には、向いている仕事といえるでしょう。
向いていない人研修をただボーッと受け流しているだけでは、何も身につきません。わからない部分があれば、知ったかぶりをせずに質問する。そういった姿勢が無い方には厳しい環境といえるでしょう。自分がわからないことを「わからない」と言えるか否か。ここがスムーズにエンジニアデビューできるかどうかの分かれ目といえそうです。