取材から受けた会社の印象
『常世株式会社』にいるのは、現在社長の近藤さんお一人。今回入社される方は、社長と二人三脚で働いていくことになります。となれば気になるのは「社長ってどんな人?」ということではないでしょうか。ここでは、取材から垣間見えた社長の温かいお人柄についてふれておこうと思います。
取材当日は、営業担当と伺ったのですが、あいさつをして部屋の中に入るやいなや、「◎◎さん(営業の名前)、今日は何にする?」と社長。取材者は何のことかわからずにいると、「ミルクティーでしょ、レモンティーでしょ、あと今日はオレンジジュースもあるよ!」と、ドリンクメニューを選ばせていただきました。極めつけに、帰りがけに「ちょっと待って!◎◎さん、これ持っていって!」とお菓子まで手渡してくださいました。このとおり、社長はとても気さくでやさしい方。職人というと、無口で気難しそうなイメージがあるかもしれませんが、その心配はいらなそうです。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい塗装の全工程が終わると、お客様から直接「見違えるようにきれいになりました!」のように感謝されることもよくあるそう。社長は「独立前はお客様と関わることもなかったので直接感謝の言葉をもらえるのは嬉しいですね」とおっしゃっていました。また、出先で約15年前に塗装を手がけたお宅の近くを通った際に、まだきれいな状態を保っているところを見られたときは、職人冥利に尽きるとのことでした。
厳しさ塗料は、気温や湿度がわずかに変わっただけでも状態が変わってしまうデリケートなもの。たとえば、気温の変化で硬くなってしまい、うまく伸びないのだとか。そのため天候の見極めがとても重要となります。たとえ雨天ではなくとも、朝露があれば湿度は高くなっています。最初のころは、そのギリギリのラインを見極めることができず、作業を進めてしまって次の日に見たら「ツヤが飛んでしまっている」といったこともあるそうです。
この仕事の向き&不向き
向いている人手先を動かす作業が多くあります。そのため、「細かい作業が好きな人」や、「イチから手に職をつけたいという意欲がある人」などに向いています。
向いていない人高所での作業も少なくありません。そのため、高いところが苦手な方には不向きです。また、お客様の財産を守る仕事であるため、責任感の無い方にも向いていないでしょう。